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リクルートvs日産プリンス東京

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

リクルートシーガルス

7

13

7

0

27

日産プリンス東京パルサーズ

7

0

7

14

28


降りしきる雨の中。日産プリンス東京の雄叫び!

 昨年の王者リクルートが1部1年目の日産プリンス東京に敗れるという大波乱。

 前半は完全にリクルートのペース。タイミングのあったパスにランを織りまぜ着実に加点、3TD20点を奪い完成度の高さを伺わせた。
 ディフェンスも日産プリンス東京のダイブを中心とするオフェンスに対し、ファンブルロストからの失点のみと、ほぼ完全に封じ込んだ。
 前半終了した時点では、後半もこのペースで進めば大量得点すら予感させた。

 後半、先に得点したのは日産プリンス東京だった。第3Q6分過ぎ、日産プリンス東京は、オプションからのプレイアクションパスを、QB板坂からWR中澤に決め、一気にTD、14-20と追いすがった。
 その直後のリクルートは自陣34ヤードからの攻撃をわずか7プレー、最後はRB中野のドローでTD、格の違いをみせつけた。

 しかし、このあたりから試合に微妙な変化がおきはじめていた。日産プリンス東京のDLが巨漢・藤井を中心に、リクルートOLを圧倒し始めたのだ。その気迫が、日産プリンス東京のOL陣にも伝播した。
 第4Q、リクルートの攻撃をパントに追いつめたあと、自陣48ヤードからの日産プリンス東京の攻撃はダイブ、オプションが着実に進む。最後はウイッシュボーン体型からエースRB関野がTD、キックも決め21-27と1TDで逆転というところまで追い上げる。

 残り7分21秒。リクルートはこの直後の攻撃、時間を使って得点したい場面だが自陣31ydからの攻撃は第2ダウンで手痛い反則、第3ダウンでも得意のスクリーンを止められてしまい、敢えなくパント。
 残り4分26秒、自陣31ydで攻撃権を得た日産プリンス東京の勢いは止まらない。RB関野のダイブ、RB田辺のリードオプションでゲインを重ね、リクルートディフェンスを追いつめる。そして迎えた敵陣5yd、第3ダウン1ydの場面。日産プリンス東京QB板坂が、ネイキッドで追いすがるリクルートディフェンスを振り切り、同点のTD。キックも決まり、29秒を残して28-27と遂に逆転した。

 ドラマはまだ終わらない。ここからリクルートは王者の意地を見せる。残り15秒でQB松本の投げたパスはWR河本の手に収まり、一気に敵陣20ydまで迫る。

 残り時間5秒。リクルートはFGを選択。円陣を組み祈る日産ベンチ。運命のボールがスナップされる。

 降りしきる川崎の雨。会場を包む異様な雰囲気。スナップが僅かにそれ、ホールドに手間取る。日産プリンス東京が、すかさずブロック。

 劇的なアップセットの幕は閉じた。

 


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