じめじめ。。。 | |
フムフムカエル ふむふむ。けろけろ。。。 今年もそんな「フムフム」と鳴くカエルが帰ってきた! |
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ドームで観戦中の 輪島さんと武蔵丸さん... とにかくおっきぃ... |
◆あつい… | |||
横スタは横浜開港祭の真っ最中! |
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パールボウルトーナメント準決勝、5月29日(土)の試合では、横浜スタジアムだけの特別企画というものがありました。それは初心者用にFMラジオで試合解説をしてくれるというものです。 横浜スタジアムには野球の試合の時に、FMラジオさえ持ってくれば解説が聴ける設備があるんですよね。 これを利用して、アメフト初心者にもわかりやすいようにと、ラジオ番組を実施しておりました。今回が初めての試みとのことで、FMラジオの貸出しも行ってましたよ。 初心者にわかりやすい解説、ということでしたが、私のように基本的なルールすらよくわからない人間にとっては、選手やアメフト周辺の愉快なこぼれ話もいいけど、もっともっと手取り足取り、TVの実況解説のように試合の流れに沿った内容であれば、もっといいかなぁ…とも思いました。 そうなれば観戦は全く初めてでも、スタジアムでゲームを楽しめますよね。他の球場でもできればいいのになぁ…。 翌日の日曜日には、同じ横スタで招待試合・ヨコハマボウル。学生チームとの対決ということもあって、OBの方も沢山いらしておりました。 コイントスはなんとアノ方(※写真参照)だったのですが、人工芝の暑い上をスーツ姿で涼しい顔をしていたのをみて、ちょっと驚きました。普段着のイメージもありますが、このあと大事なお仕事があったようで、スーツ姿だったのでしょう。 さて選手の方は今回のように暑い試合では、ベンチでどうしているのでしょうか。 寒い時は、自転車をこぐスポーツ器具などで、体を冷やさないようにしたりしてますが、炎天下の試合では冷たくなりようがありませんね。 そんな場合は、逆に冷やしたりしております。 考えてみれば当たり前で、ユニフォームの他にも防具やヘルメット、あの機敏な動きからは考えられないような、近くでみるとかなーり暑そうな重装備です。 そこで、首のあたりに氷水がはいったビニールをいくつも当てているのですが、見た目は涼しそうというより、まだまだ暑そうです。 それでも選手の方々は、自分の出番には最高のコンデションで出られるように常に備えているのですね。控えている選手も見ていておもしろいです。余裕のある方は、是非注目してみてください。 |
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ラジオブースはこんなトコです |
選手にも大好評の名物・みかんかき氷 |
炎天下にスーツ姿のアノ方 |
◆パールボウル | ||
6月はパールボウルの決勝が行われる月です。今年の16日東京ドームでは、鹿島ディアーズとオンワードスカイラークスの試合が行われました。 決勝ともなると、もう本当にお祭り状態です。平日の夜ということもあって、会社帰りの方が多くみられました。それぞれの会社関係の方が中心かと思いますが、おそらく部署単位で集まって、大盛り上がりで声援を送っている姿は、なんだかとってもほほえましい感じです。 スーツ姿のまま一生懸命応援していて、とっても楽しそうだったんですよ。 …って言いますか、一部では異常なほどの盛り上がりぶり。なにか会社で辛いことでもあったのでしょうか。気になるところではありました(笑)。 さて、今年も東京ドームでは初心者観戦講座が開かれております。 事前にメールで申し込みをして、フィールドに降りて、選手の間近でプレーを見たり、中二階の特等席に座ったり…と、かなり盛りだくさんの内容で、毎回大盛況です。今回も80人ほどの参加者の方が、楽しそうにフィールドで写真を撮ったりしておられました。 東京ドームは、野球でもジャイアンツの使う場所ですし、選手ボックスなどが見られるのは、かなりおトクな感じがしますよね。 お待ちかねのハーフタイムショウは、恒例のチアさんによるショウに加えて、今回は歌で盛り上げる演出もありました。 山本リンダのヒット曲をメドレーで歌う新進のアイドルグループ「Linda☆Linda」を招いてのショウです。今年の4月7日にデビューしたばっかりの彼女たちも、「東京ドームで歌うのは初めて!」って、大いに張り切って盛り上げてました。 本場アメリカでもハーフタイムショウには、有名なミュージシャンを呼んだりしてミニライブを行ったりしますので、こういうのはいいですよね。 でも、チアさんのショウもあるし、ハーフタイムでもフィールドを見るのが忙しくなっちゃって、ご飯を食べている暇がなくなっちゃうー。アメフトはサッカーと同じで、ハーフタイムでしかお休みができませんよね。 野球だと、贔屓のチームが守備の間は「ちょっと休憩」なんてできるけれど。そういった意味では、3時間休みなしのライブを見ているかのようなイメージを受けますが、アメフトの場合は、もうちょっと家庭的といいますか…。 家族や仲間同士で早くからスタジアムにやってきて、開場するまでは近場でテールゲートパーティ…、といったように、とてもアットホームな観戦スタイルが一番似合ってます。 だから、職場やご家族で、大勢でわいわいと観戦するのがいちばんお勧め、もっともっとおもしろくなって、盛り上がっていいですよね。 |
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今年もやります観戦講座♪ |
毎度大人気!ウェルカムショウ♪ |
ハーフタイムも盛り上がる♪ |
◆初心者的みどころ | |
今年もこのコーナーで、初心者的みどころを少しばかり紹介していこうと思います。 だって、1年や2年では説明しきれないんですよね。アメフトというゲームは。今年もめいっぱい初心者的な視点で、「これだけ知ってれば(私は)おもしろい」と、独断的な趣旨で書いていきたいと思います。 と。決めたところが、横浜スタジアムでの試合では、マニア受け(?)する反則ばかりがでてしまって…。これはちょっと紹介するのが大変だーと思ったのでした。 (なにより自分が勉強して、ここで説明できるレベルにならないとイケナイし。。。汗) |
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●計時開始 アメフト最大の特徴の一つに、時計が止まったり動いたりすることがあげられます。 「時計が止まる」というのはいったいどういう事なのでしょう。 |
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審判さんポーズ 片手をぐるぐる |
アメリカンフットボールが4クォーター制で、各クォーターが15分(国内リーグでは12分が標準的です)ということは、初心者の方に最初に教える点ですよね。 アメフトは、とても正確に時間を計る点が、サッカーと違うところかもしれません。 とにかくなにかあったら時計が止まります。そして審判さんが「おっけー!」とするまで、時計は動きません。 この「時計が止まる」条件はいろいろあって、ボールがフィールドから出た時などは初心者にもわかりやすいですが、他の場合は、ちょっといろいろと条件があったりします。 基本的には、前パスが失敗したとき、反則が起こったときなどに、時計が止まります。 |
その他に、チームがタイムアウトをとったり、怪我人が出たりすると、時計は止まります。 こういった様々な「時計を止める」ことも戦略にいれて、チームの勝利につなげるのですが、時間との戦いというのは、こういうことなのかもしれません。 アメフトの試合を見ていると、普段はあまりありがたいと思わない「時間」の数秒ですら、貴重なモノに思えてしまいます。すこし大袈裟な言い方をすると、「いま生きているんだなぁ…」と、感じることがあったりするのです。 さて、話しはそれましたが、この「時計が止まった」状態から、現実に引き戻してくれるのは、審判さんに他なりません。試合の最中に何回か、審判さんが笛をぴーっと吹きながら腕をぐるぐる回している姿を見たことがあると思います。 初心者の皆様、ここで注目です。電光掲示板があったら是非すばやくそちらを見てください。いままで止まっていた時間が、まさに動きだす瞬間を見ることができるでしょう。 |
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●(パス)インターセプト 言葉もなんとなくかっこイイけれど、これが出た時は本当に盛り上がります。 しかもインターセプトした選手は、もうヒーローそのものですよね。というわけで、初心者でもこの言葉はすらりと言えるようにしましょう。 |
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審判さんポーズ とくになし 審判さんはガッツポーズをしたり 悔しがったりしてはイケマセン・・・ |
パスインターセプトとは、「相手からパスを奪うこと」 …って、それじゃーわからん。 と、素直に思ったので、もう少し丁寧な言い方をしますと…。 まず「パスする選手が、自分のチームの選手にボールを投げます」、いわゆるパス攻撃ですね。 そこへ「相手の守備選手が、受け取ろうとしているところに割り込んで、ボールをいただいちゃう」ことです。 この際、相手の選手を引っ張ったり、バシバシどついたり、ぐいぐい押したり、してはいけません。(これではパスインターフェアーランスですよね。2003年11月号参照) あくまでパスコースの間に「割り込んで」スパっと、そしてかっちょ良くボールをいただいちゃうのです。 |
さて、ボールを奪ってしまった選手はいったいどうしたらいいでしょう? それまで、守備をしていたチームです。アメフトは「守備」と「攻撃」がはっきりくっきりしているゲームですよね。 「守備」の専門家軍団が出ている場面で、選手交代する暇もなくそのまま「攻撃」へと変わるのです。 これはタイヘンだ!と思いますが、「守備」のチームも、きちんとインターセプトの時の対策を練っているわけです。すかさず「攻撃」に転じて、なにが起こったのかよくわからずに、ぼーっとしているかもしれない(?)周囲を蹴散らさなければなりません。 インターセプトの怖いところは、それが起こった瞬間から、いきなり「守備」と「攻撃」が反転してしまうところなのでした。これを「ターンオーバー」といいます。 そんなわけだから、盛り上がらないわけがありません。 それまでじーっと守備に徹していたチームの応援団も、それはもう「いけー!いけー!」とばかりに総立ちになります。野球でいうところの「ワンアウト満塁のピンチにゲッツーでチェンジ!しかもそのままヒットで出塁!」状態。サッカーでいうところの、ゴール前の厳しいプレッシャーをしのいで速攻カウンター攻撃で、相手ゴール前に…。も、ええですか。 |
今まさにっ!!インターセプトの瞬間!! |
さて、6月16日の試合では、左の写真でインターセプトが起こりましたが、ちょっとおもしろかったので、特に説明いたしますね。 この時オンワードスカイラークスの28番の選手がインターセプトしたのですが、ボールをキャッチした場所が、相手チームのエンドゾーン内でした。 インターセプトしたらボールを持ったまま、一転!そのまま攻撃に転じていいので、どんどん走って陣地を進めるために走る場合がほとんどです。 ただしこの時は、この28番の選手は、その場でニーダウン(わざとひざをついて、プレーを止めちゃうこと)してました。 これはどうしてでしょう? |
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■フムフムカエル先生と午後のお茶を
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Photo&Text by NAOKO SUZUKI
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