あせあせ。。。 | |
フムフムカエル いやそれにしても…開幕する頃って暑いですね。 これが載る頃はすずしくなってると思うけど。 |
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■毎度おなじみ、ふむふむです 初めての方もずっと読んでくださっている方もこんにちわ。(こんばんわ。という時間帯の場合もありえますね) ふむふむフットボールと言うコーナーでございます。 初めての方に、ちょちょぱっとご説明いたしますと、ここは「フットボールって、よーく、わくぁんないー」と、いう方にこそ読んでいただきたいと思っているコーナーになっております。 「だからね、そうやって『初心者講座』って言っても、まず専門用語がわかんないんだって」。 |
★☆チアさんのユニフォームはチームカラーなのだ☆★ |
あぁ。そのお気持ち、わかります。 ナゼなら私もその「程度」の知識をもってして、恐れ多くも「フットボールとはなんぞや」を書いているフトドキモノなのですから。 そういうわけですから、安心なさって読んでください。(なにが「安心」なのか?) そしてできればご一緒に、「ちょっとダケ知ってるけれど、ものすんごく知ってるようなフリ」ができるような初心者になろうじゃないですか! と、いう趣旨で今年もやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 |
◆今年はどんな年でしょう? | |
さて、今年もシーズン到来なアメリカンフットボールですが、とにかくこの時期は残暑がキビシイことが多いです。 しかしですね。こうして暑いと、スタジアムでも冷たい飲み物の売れ行きがいいわけでして、選手の皆様もいつもより多く、水分摂取に努めているようですね。 もちろん私も水分摂取には余念がなく、東京ドームアイスなどを食べようかと、会場に着く前からココロに決めていました。 そんなわけで、9月15日の東京ドームです。 |
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サンバでルンバ♪ |
なにしろ初夏の頃に、横浜スタジアムと東京ドームでの試合をみて以来の観戦でしたので、なんだかドキドキわくわくです。 今回は決勝戦のような大きな試合ではなく、レギュラーシーズンの1試合ではありますが、なかなかおもしろい試合になりました。 しかし、わたしは試合解説を語るほど、レベルアップしてないのを痛感しておりますので、試合はXリーグ記者さんの記事をみてください。 とにかく皆さんにも「これは是非、ナマで見てほしい!」というほど、盛り上がった試合だったんです。 |
おもしろいものでアメフトは、「今年はこのチームが強い」と、いうのが微妙に変化いたします。 私もこうやって毎年スタジアムにくるようになって、数年目にしてわかってきたのですが、そういうことらしいです。 同じリーグ内で2強とか3強とか、毎年強いチームというのはある程度決まっているようなのですが、「優勝候補」になりそうなチームというのは、違っていたりします。これは選手の移籍や新人の加入など、様々な原因があるようですので、一概に「これ」とは言えません(らしいです)。 ただ、通の方などは「この選手は○○大学出身でねぇ…。かなり注目だよ」とか、「あの選手は△△高校の頃から、良かったからねぇ…」など、学生時代から注目しています。 今回の試合でも、双方のチームで同じ20番をつけているランニングバックの選手。同じ関西の大学出身だということもあり、どちらも「エースランニングバック(わ。専門用語!)」でもあり、かなり注目されていました。 自分は関東出身なのですが、学生時代は「アメフト」って、ほとんど馴染みがなかったんですよね。でも関西ではとても盛んらしくって、「週末はアメフト・デートの日」って、学生生活にとけ込んでいるようです。 Xリーグは社会人アメフトですが、プログラムの選手紹介覧には出身大学が書かれていまして、これがまた強いチームほど関西出身の選手が多いのですね。やはりそこが原点なのかなー、と思ったりします。 ところで余談ですが(余談ばっかりですか?)、 この試合のオービックシーガルズさんの応援はハデでしたね〜。 なんとサンバですよ。サンバカーニバルでルンバです。チアリーダーさん達と一緒に、タッチダウンなどがあると、会場はサンバカーニバルと化し、大騒ぎをしておりました。いえ、ホントにサンバのダンスチームの方と、タイコを演奏をする方々がいっぱいいらしていたんですよ。 お話しをお伺いすると、どうやらチアリーダーさん達がお誘いしたとのこと。 「アメフト会場はお祭りですから」。 うーん。楽しくていい考えです。皆で楽しみたい!盛り上がりたい!ということですね。 オービックシーガルズさんは、これからの試合もいろいろな趣向をこらした応援をなさるそうです。 |
◆ボールの行方 | |
さて。ずっと前からこのコーナーを読んで下さっている方はご存じだと思うのですが、皆様の「ボール確認率」はあがっておりますでしょうか? 初めて読まれる方にご説明いたしますと、「ボール確認率」というのは、私が勝手に名づけた「ボールの行方を確認できた率(そのまんまです)」のことです。 通常の場合。ボールはセンター(最初にボールを持って中心でにらみ合ってる人)から、クォーターバック(以下QB)の方へ渡されて、その後がQBが投げるなり、渡すなり、そのまま抱えて走るなり・・・と、ゲームは進行していきます。 このQBがボールを持った時、ボールの行方は大きく2通りに分類できます。つまり「パス」か「ラン」か?とか。でもそう言うレベルの話ではないんですね。初心者の場合は。 いいですか?アメフトをある程度楽しんでいて、ルールも割と知っていて・・・と、言う方には盲点かもしれませんが、初心者は「そのとき既にボールの行方を見失っている」のですよね。 だから、あえて言うのなら「(QBがボールを)まだ持っているのか?」「もう持っていないのか?」ということが論点になります。(ちょっとナサケなし) ものすごくかっちょいいことを言っているようですが、実はフェイクにひっかかっちゃってるだけなんですよね。あはは。 私もアメフト観戦歴がもう数年ほど経ちましたので、それなりにルールも覚えてきて、今年あたり「初心者脱却!」ではないか?とか思っていたのであります。 ところが・・・。 |
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ボールを持っていない選手の写真 ええ。どうせ私だけひっかかったんですよ(涙)。 |
この「ボール確認率」が、いまだに伸び悩んでいるのですよね。 こう…、カメラを向けているじゃないですか。まずは絶対QBのところに来るはずだから…って感じで構えているのですよ。 それで「あ。こっちに走った!」なんて思ってカメラを振ると、まったく違う付近で、幾重にも重なった人の山ができていたりするわけです。 「人のツブれた山」=(イコール)そこにボールがある、ということなので、「またやられたー!」ってなるわけです。 私ダケでしょうか・・・。皆様はどうでしょう? |
以前にQBの動きに注目していれば、この「ボール確認率」があがりますよー、とか書いていたと思うので、その頃から一緒にゲームを見ていて下さった初心者の方も、この「壁」にぶつかっている頃だと思います。 なんと今回はこの悩みに、プロのベテランカメラマンさんが、とーっても良いアドバイスをくださったのでした。 攻撃をする方向っていうのがあって、QBを守るラインの人達は彼を守ろうとするので、作戦でボールを右に投げるということが決まると、右の方の守りを強くさせる、のだとか。 だからラインがどちらに動いているのかを見れば、ボールをどっちに持っていこうとしているのかわかるんですって。 ラインというポジションがわからなくっても大丈夫。 とにかく前に並んでいる大きな人達が固まってどっちに動いているかを見ていれば、QBがどうしようとしているのか、わかってくるものだそうです。 ちなみに、あのボール受け渡しのフェイクは、どうしてもバレるものなのだそうで、ボールを持ってないQBが、さも持っているかのようにして走っていることがありますが、百戦錬磨のディフェンスさんには「持ってない」「あきらかに持ってない」と、すぐに判断出来るのだそうです。 でもプロのカメラマンさんでも、ひっかかるほどうまいフェイクをする人もいるとのことで、QBの動きというのはそれだけでも面白いものだと思います。 |
◆初心者的みどころ | |
今回は見た目もわかりやすく、しかも盛り上がるプレーということで、前回のパスインターセプトに引き続き、クォーターバックサック(Quarter Back Sack)と、呼ばれるものをご説明したいと思います。 難しげな名前の響きのわりには、見た目にもわかりやすく、理由もわかりやすいということ。そしてなにより盛り上がるプレーなので、これを覚えておくと周囲と一緒になって「おおー!」と、立ち上がることができるでしょう。 |
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●クォーターバックサック(QBサック) クォーターバックがパスしようとしている時、その前にディフェンスがタックルして、ぶっ倒してしまうこと。 「あ、サックだ!」とか、「おぉ!QBサック」とか言うようになると、ちょっと通っぽい。 |
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審判さんポーズは特になし 同時に反則が発生することもあるので要注意 |
プレー開始の時、QBは攻撃のラインよりちょっと下がった位置にいます。 味方の選手から守られつつそこにいて、まずボールを受け取るわけですよね。 そこで、パスするか?自分で走っちゃおうか?とか、いろいろ状況を見て判断するわけです。(もちろん、最初に攻撃方法は決めておいてはいるのですが) とにかくQBは、最初は攻撃のラインより前には絶対にいないわけで、ボールを受け取ったQBさんは守ってもらいつつ、どうにかして、ちょっとでも前に進めなければいけないわけです。 |
「サック」というのは、この後ろにさがっているQBを、ディフェンスの人が突っ込んでいって、QB自身をボールごと押し倒してしまうことです。(注:NFLではQBがスクランブルした場合でも、スクリメージラインを越えずにサイドラインを割ると、実際にタックルしていなくても、記録はサックとなります) この場合、その倒れた場所でダウン(その攻撃)は終了になります。 攻撃側にとって怖いのは、もともと下がっているQBが倒されるわけですから、例えばファーストダウンまで残り10ヤードの攻撃でサックされるということは、さらに距離が増えて残り15〜20ヤードぐらいになってしまうことがあるわけです。 ですので、QBサックした側のディフェンス選手は、その場のヒーローになります。 決めた選手は「うおー!」って、おたけびをあげて喜んでいます。見ている方も力が入って盛り上がります。こっちも知らないうちに立ち上がってますしね。(笑) |
あぶなくサックされそうになった場面 |
左の写真では、QBさんを守る人(赤/白ユニフォーム)をすりぬけ、2人のディフェンス側の人(ベージュ/紺ユニフォーム)が、QBに肉迫しております。 間一髪、QBはパスを飛ばしましたが、この後ご想像もつくかと思いますが、車と選手は急には止まれません。 QBさんはボールもないのに、2人にタックルされて飛ばされておりました。 でも怪我はしません。さすがです。 |
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アメフトでは「オフェンス」のQBを守るために(オフェンスなのだけれど、守備なのですね。ここがややこしいー)、並んでいる人達がいます。 間近で見るととても大きい人が多く、とにかく体もがっちりしております。 この人達に守られていれば安心…と思うのですが、ディフェンス側もQBをサックしてヒーローをつかむんだ!とばかりに攻撃を仕掛けます(こっちはディフェンスなのに、攻撃っぽい。ああ、ややこしい)。 このディフェンス側の選手も大きく屈強な人が多く、しかもすばやいのです。 自分より絶対に大きくって、しかもその人がものすごいスピードで自分を倒そうと襲ってきたら、怖いことこの上ないですね。 殺されちゃうかも!?って思いますよ(実際、そのくらい気合が入っているハズ。汗・・・)。QBは「勇気」の必要なポジションです。 スポーツに怪我はつきものですが、うまい人は転び方ひとつとってもうまいんですって。 なんにしても怪我のないようにがんばってほしいものです。 |
■フムフムカエル先生とお茶を
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Photo&Text by NAOKO SUZUKI
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