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○富士通フロンティアーズ(31)
×
●オンワードスカイラークス(21)
【【Final6】2回戦 富士通フロンティアーズ vs オンワードスカイラークス】 ―――
試合日:'07.12.01
会場:横浜スタジアム
開始時刻:13:00
終了時刻:16:02
天候:晴れ
観衆:3529人
第1クォーター、相手陣内に攻め込む富士通・森本
第1クォーター、相手の攻撃を阻止するオンワードスカイラークス・レジーミッチェル(左)
第2クォーター9分、富士通・ブラッドブレナンが走り込みタッチダウンを決める
第4クォーター、相手陣内に攻め込むオンワードスカイラークス・石川(中央)
横浜スタジアムで行われたFINAL6準決勝は、富士通フロンティアーズ(EAST1位)とオンワードスカイラークス(CENTRAL2位/以下ON-SKY)が対戦した。
ゲームは立ち上がりからオフェンスが好調の富士通が得点を重ね、前半を17-0で折り返すと、後半も粘るON-SKYを突き放して快勝。5年ぶりに日本社会人選手権・ジャパンXボウルへの進出を果たした。
リーグ戦でのパス成功率63.6%を記録する富士通のルーキーQB#18出原は、この日も快調な滑り出しを見せる。
第1プレーでWR#15ブレナンにパスを決めてダウンを更新。WR#7金田へのパス、RB#20森本、#28進士らのラン、そしてQB出原のキープなどでゴール前16ヤードと迫ると、ここからはRB森本や、ショットガンからRB進士へのダイレクトスナップなど、ランプレーを立て続けに繰り出し、最後はRB森本が1ヤードを押し込んでTD。鮮やかな先制ドライブが成功する。
さらに富士通の第2シリーズ。今度はQB出原からTE#87大矢へのパスを軸に、QB#19吉田のキーププレーなどを交えて連続ダウン更新。相手の反則にも助けられてゴール前21ヤードと進むが、ここはON-SKYのディフェンス陣が踏ん張りTDには至らないものの、K#17長谷の34ヤードFG成功で10-0とする。
第2Q、ここまでいまひとつ攻撃のリズムが掴めなかったON-SKYが反撃を開始。
自陣24ヤードからのオフェンスをQB#13冨澤からWR#7井本へのパスで陣地を進める。さらに富士通ディフェンス陣の激しいプレッシャーを受けながらも、QB冨澤が円熟味のあるプレーでスクランブルを連発してゴール前25ヤードと絶好の得点機に至る。しかしここからが決め手に欠き、FGトライも失敗、無得点に終わる。
逆にオフェンス好調の富士通がさらにたたみかける。QB吉田、RB#32千葉のランでダウンを更新すると、QB出原からTE大矢へ34ヤードのロングパスが成功。一気にゴール前に押し寄せると、QB出原からWRブレナンに22ヤードTDパスがヒット、17-0と富士通が一方的なリードを奪って前半を折り返す。
これ以上離されるわけにはいかないON-SKY。後半最初のシリーズは、QB冨澤からWR#15伊藤、#25前田、#80吉野らへのパス、QB#16本間のキープなどで4連続ダウン更新、ゴール前19ヤードと陣地を進める。
ここで一度はFGトライ失敗となるが、相手の反則で助けられてダウン更新。QB本間、冨澤らのQBキープで前進を重ね、最後はRB伊藤がエンドゾーン右に駆け込んでTD、反撃の狼煙をあげる。
しかし富士通オフェンスもすぐに取り返す。QB出原からWR#80米山、QB吉田からWRブレナンへのパス、RB進士の20ヤードランなどでゴール前4ヤードとすると、フィニッシュはRB千葉が中央を抜けてTD。7プレー74ヤードのTDドライブを決めて、24-7と粘るON-SKYを突き放す。
さらに富士通は4Q7分59秒からも、QB吉田が2回連続の独走キープで合わせて70ヤードゲイン。ゴール前14ヤードからはOL陣とRB陣がパワー勝負で押し込み、RB千葉の3ヤードTDランで完結。31-7とする。
試合残り時間4分3秒から、ON-SKYはQB冨澤のパスアタックを軸に、テンポの速いキャッチアップオフェンスを展開して2本のTDをもぎ取り、意地を見せるものの時すでに遅し。
先制、追加、ダメ押し、と順調に得点を積み重ねた富士通が勝利を収めた。
「ラッキーでした」の第1声は、就任3年目となる富士通・藤田ヘッドコーチ。「オフェンス、ディフェンスとも選手がよくやってくれた。このような展開になるのはまったくの予想外」と、冷静に振り返る。「選手やスタッフが本当によく頑張った。特にライン陣がホントによくやってくれて、チームを作り上げた」と、今季躍進のポイントであるライン陣の成長を称えた。
新人ながらスターターQBとしてこの日も大活躍の出原は「練習からイメージしてきたスカウティング通りのプレーが、落ち着いて出来た」と、満足げな表情だった。
「トータルで相手が強かった」と、ON-SKYの市瀬ヘッドコーチ。「思っていたよりパスが多く、出足のオフェンスで上手くペースを持っていかれてしまった」と、序盤の展開を悔やむ。「一人ひとりが、この敗戦を糧にして次に繋げていきたい」と、新たなスタートを誓った。
撮影:エムアイプランニング(大賀静子・中島健介)
11/04
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ルネサス(12)
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富士通(65)
11/04
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オービック(55)
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アサヒビール (6)
11/04
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ROCBULL(13)
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オール三菱(14)
11/03
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富士ゼロックス(0)
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IBM(47)
11/03
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鹿島(9)
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ON−SKY(10)
11/03
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明治安田(27)
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東京ガス(26)
11/04
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内外電機(14)
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松下電工(24)
11/04
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SRC神戸(0)
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アサヒ飲料(3)
11/04
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アドバ名古屋 (21)
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アズワン (34)
FINAL6
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富士通(31)
×
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ON−SKY(21)
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松下電工(29)
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オービック(26)
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鹿島(13)
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オービック(19)
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ON−SKY(20)
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アサヒ飲料(0)
JAPAN X BOWL
12/17
富士通 vs 松下電工
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