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第1クォーター4分、オンワード・井上がパスをキャッチし先制のタッチダウンを決める |
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第2クォーター開始早々、アサヒビール・中島がキックオフリターンタッチダウンを決める |
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第3クウォーター、相手陣内に攻め込むオンワード・杉原 |
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第3クォーター5分、アサヒビール・吉岡(中央)が飛び込みタッチダウンを決め13点目を挙げる |
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イーストディビジョン第1節屈指の好カード、オンワードオークス対アサヒビールシルバースターの一戦は、オンワードのキックオフで試合が開始された。アサヒビールはQB#5波木が先発、自らのランでファーストダウンを奪うものの、その後のパスが繋がらずにパントとなる。
対するオンワードの攻撃は新人QB#4菅原が先発。菅原はRB#2宮幸のランなどでファーストダウンを獲得し、瞬く間に敵陣へと攻め込む。その勢いのまま5プレー目にはWR#81井上へ23ヤードのパスを通し先制のTDを奪う。先制を許したアサヒビールもQB波木、WR戸倉のランでファーストダウンは奪うが、勝負所でのパスが失敗に終わり、このシリーズもパントとなる。さらに4thダウンのパントがミスパントとなり、オンワードは50ヤード付近からの絶好のチャンスを得る。ここでもQB菅原はRB#20杉原のランでファーストダウンを獲得すると、2プレー目で一気にWR#25前田へ40ヤードのTDパスを成功させ、14-0とリードを拡げる。
これ以上離されたくないアサヒビールだが、次のシリーズでもオンワード#41中村のパントブロックを受けてセーフティを奪われ、また直後のオンワードの攻撃でもFGを決められるなど、第1Qを終えて19-0と一方的な展開となってしまう。
第2Q に入り、この流れを何とか食い止めたいアサヒビールにようやくビッグプレーが生まれる。開始直後のキックオフ、自陣2ヤードでボールをキャッチしたリターナー#17中島は相手のカバーを見極めると、緩やかに加速しながらオンワードのタックルを次々とかわしてフィールドを駆け上がりそのままエンドゾーンへ。アサヒビールにとって待望のTDを奪う。
その後は両チームともに攻めきれず、前半終了まで2分となったところでオンワードに前半最後の攻撃が回る。ここで満を持してQB#13冨澤が登場。冨澤は長短のパスに自らのランを絡め、このシリーズを10プレーでTDへと完結する。結局26-7で前半終了となった。
後半に入ると、アサヒビールは反撃を開始する。前半最後のシリーズから波木と交代して出場していたQB#19東野が攻撃を指揮し、5分間を使って11プレーのドライブを演出する。最後はRB#30吉岡の1ヤードランで完結し26-14と追い上げる。しかしオンワードも直後のシリーズでまたもやTDを返し、32-14と追い上げを許さない。
第4Qに入っても、アサヒビールWR#17中島の38ヤードパスキャッチ、オンワードWR#88大滝の7ヤードパスキャッチと、お互い1本ずつのTDを取り合うものの、最後まで差が縮まることはなくそのままタイムアップ。ファイナルスコア39-20で、序盤の大量リードを守りきったオンワードが初戦を白星で飾った。
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