|
第1クォーター10分、オール東京ガス・鈴木崇(中央)が45ヤードのフィールドゴールを決める |
|
|
第1クォーター、相手ディフェンスを振り切り突進するROCBULL・服部(中央) |
|
|
第4クォーター4分、オール東京ガス・佐々木(左)が飛び込みタッチダウンを決める |
|
|
第4クォーター、ROCBULL・田嶋(中央)がパスをキャッチしファーストダウンを奪う |
|
|
どちらのチームにとっても本日は重要な一戦。互いに勝ち星無しのシーズンで先節まできたが本日でどちらかに勝ち星が着く。
オール東京ガスのキックオフで試合開始。ROCBULL自陣36Yから、第一シリーズはランプレーを3回行い、ファーストダウンを奪えずパントで攻撃をオール東京ガスに渡す。
オール東京ガスも自陣30ヤード付近から始めた第一シリーズは、#21鈴木・#8佐々木・#21鈴木とわずか3回のランプレーで約70ヤードを攻めきり、ROCBULLから簡単にタッチダウンを奪い、得点。その後のTFPはROCBULLにラッシュされ外れたが、6−0とした。
直後のROCBULLの攻撃、このシリーズも#34中山、#9藤原、#34中山と連続してランプレーを試みるが、ダウンの更新が図れずパント。
その後自陣40Yから始めたオール東京ガスの攻撃は8回全てランプレーで着実に敵陣の28ヤードまで攻め込み#85鈴木(崇)のフィールドゴールで追加得点し、9−0とした。
前半はその後追加得点は無く、お互い守備陣の奮闘でインターセプトやファンブルがあったが、パントで攻守交代
しながら時計は進み、ハーフタイムに入った。
流れが変わったのは後半からだった。オール東京ガスから2Qの攻撃が始まると、#8佐々木、#15吉川のランプレー、#12田から#44吉島への15Yパス、#22藤縄への11Yパスなど、1プレーでダウンを更新しながらROCBULL守備陣を苦しめ、タッチダウンは#39高橋がランプレーでエンドゾーンに持ち込み、小気味よく9回の攻撃とTFP成功で15−0と点差をあけた。
なんとか得点したいROCBULLだが、その気持ちが裏目にでて、直後の攻撃は#9藤原の投げたパスが、#25菅澤にインターされ、わずか3プレーでオール東京ガスに攻撃権を渡してしまった。
勢いに乗るオール東京ガスはインターセプトから繋げた攻撃を#21鈴木の53Yランでまたもや得点を追加し23−0
とした。また次の攻撃シリーズでも、ランプレーでジリジリと時間を掛けながら56Yを攻め込み、#15吉川のランプレーで30−0と大きくROCBULLを突き放した。
後半に入り大きく崩れたROCBULLは、なかなかリカバーができない。
東京ガスのキックオフで再開され、ROCBULLは#82田嶋への11Yのパスが成功し、組み立て直そうとする#9藤原に鋭いタックルを仕掛け、痛恨のファンブルからオール東京ガスの守備がリカバー。
わずか2プレーで攻守が交代した。
オール東京ガスは、ターンオーバーで得たチャンスをフィールドゴールに持ち込み、#85鈴木(崇)が確実に決め、36−0とほぼゲームを決める得点となった。
その後の両チーム攻撃陣はいくつかダウンを更新するものの得点には結びつかず、そのままゲームセット。
2008年リーグ戦、初勝利をあげたオール東京ガスはシーズンを終えたが、勝ち星のないROCBULLは
12月に行われるX2との入れ替え戦に向けて、ポストシーズンが続く。
|