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QB#11松本に内外電機ディフェンスが激しいチャージを仕掛ける |
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RB#20山下も要所でゲインを獲得する |
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前節から好調を維持するQB#10安斎のパスアタック |
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今季はWRにコンバートされた#1寺尾 |
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開幕戦でSRC神戸に足元をすくわれた内外電機マーヴィーズと、初のXリーグで2戦目を迎え、何とか結果を残したいアサヒプリテックゴールデンファイターズが対戦した。
アサヒプリテックのファーストプレーで、QB#11松本が強烈なタックルを受け、いきなりファンブル。内外電機が敵陣19ヤードからの攻撃権を得る。
ここでRB#22長坂のスイーププレーでゴール前8ヤードに迫ると、またもや長坂のオプションプレー、RB#20山上の中央へのランでゴール前3ヤードとし、最後は長坂が右オフタックル付近を走りぬけ先制点を奪った。
アサヒプリテックは次のシリーズでも、QB#11松本の投じたパスを、内外電機DB#9宮崎にインターセプトされる。
敵陣33ヤードからの攻撃権を得た内外電機はRB#2川瀬、#22長坂、#20山上らのランでゴール前12ヤードとし、ここでQB#100安斎が、TE#18山田へパスを決め、ゴール前1ヤード。最後はQB#10安斎がエンドゾーンに飛び込んでTD。14−0とリードを広げた。
アサヒプリテックは次のシリーズで、QB#11松本がテンポよくパスを決め敵陣30ヤード付近まで迫ったが、得点することができない。
一方の内外電機は自陣19ヤードからのオフェンスで、RB#20山上、#2川瀬へのパスで前進すると、3rdダウン1ヤードからパワープレーで走り抜けたRB#22長坂が、そのまま72ヤードを独走しTDを決め、21−0とした。
内外電機は次のシリーズでも、QB#10安斎のパスや、#22長坂のランなどでゴール前10ヤードまで迫るが、ここでQB#10安斎がファンブル。そのボールをアサヒプリテックLB#9高橋が拾い上げ、そのまま89ヤード走りきってTD。1本返して追い上げムードを漂わせた。
しかし内外電機は慌てない。その直後のオフェンスも、QB#10安斎が、WR#88中村へロングパスを決めゴール前4ヤードにすると、TE#18山田へのTDパスを決め、27−6で前半を終えた。
後半に入ってからはお互いにリズムをつかみきれない。
特に内外電機はオフェンスでインターセプトされたり、パントブロックされてそのボールをエンドゾーンまで運ばれたり(反則のため無効)と良いところなし。
第4Qに内外電機は2TD、アサヒプリテックは、パントリターンでTDを奪うに止まり、41−13で内外電機が今季初勝利を挙げた。
内外電機の武田HCは「ファーストプレーでのファンブルが大きかった。初戦に負けたおかげでチームが変わることが出来たと思う。パスを多めに展開し、リズムも出ていた。オフェンスのバリエーションが増えたということで大きな収穫」と、まずは今季初白星に安堵の表情。
次はいよいよアサヒ飲料戦だ。「(ディフェンスが)ランプレーを止めて、(オフェンスが)ランプレーを出して、キッキングでミスをしない」と、トーナメントを勝ち抜く覚悟で試合に挑む。
一方、アサヒプリテックの井上監督は「シーズン当初、体力がもつかどうかを心配するレベルだったが、(強いチームと)当たらせてもらい良い勉強が出来ている。次の松下電工戦は思い切ってやらせて頂きたい」と、思った以上の選手の踏ん張りを評価していた。
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