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○アサヒ飲料クラブ チャレンジャーズ(14)
×
●SRC神戸ファイニーズ(13)
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【X−WEST 2008 リーグ戦 アサヒ飲料チャレンジャーズ vs SRC神戸ファイニーズ】 ――― |
試合日:'08.10.18
会場:神戸市王子スタジアム |
開始時刻:11:20
終了時刻:13:40
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天候:晴れ
観衆:832人 |
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SRC神戸WR#24虎上が先制TDをキャッチ |
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QB#3有馬のTDパスでアサヒ飲料が追撃 |
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RB#2古谷が逆転のTDランを決める |
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RB#33杉原が逆転の2ポイントを狙うが不成功に終わる |
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XリーグWEST第4節は、会場を神戸市王子スタジアムに移して3試合が行われた。
第1試合は、アサヒ飲料チャレンジャーズとSRC神戸ファイニーズの一戦。ここまで3連勝中のアサヒ飲料に対し、なんとかリーグ2勝目を挙げたいSRC神戸。立ち上がりはSRC神戸が流れを掴む。
2戦目で負傷したエースQB#18佐藤に代わって急遽登場したベテランQB#8荒木のオフェンスも、ここに来て徐々に歯車がかみ合ってくる。
自陣20ヤードからのオフェンスを、QB#8荒木自らのランや、RB#48宮下、#33杉原のラン、TE#99上條、#4守山、WR#12石倉らへパスなど、的を絞らせないオフェンスで連続ドライブ。だが敵陣に入ったところでパントとなる。
しかしこの直後。自陣13ヤードからアサヒ飲料の第1プレーで、QB#3有馬の投げたスクリーンパスを、SRC神戸のLB#9林がインターセプト。SRC神戸がゴール前5ヤードからと絶好のチャンス。
すると3rdダウン4から、WR#24虎上へTDパスがヒット。7−0とSRC神戸が先制に成功する。
反撃したいアサヒ飲料もドライブを開始するが、FGトライ失敗や、ファンブルロストで終わってしまい、得点には至らない。
しかし前半終了間際。DB河口のパスインターセプトから得た自陣49ヤードからのオフェンス。QB#3有馬のパスを中心に攻撃を進め、3rdダウンロングからWR#80吉村へ、21ヤードTDパスがヒット。7−7で前半を終える。
これで勢いに乗ったと思われたアサヒ飲料。後半早々には、RB#21林の56ヤード、RB#15藤山の49ヤードと次々に独走ランが飛び出し、ゴール前へと攻め込むものの、あと一歩が出ない。
だがここでもディフェンス陣が奮起する。ゴール前から始まったSRC神戸オフェンスに激しいファンブルフォース。LB#33冨田が確保し、ゴール前4ヤードとこれ以上ないフィールドポジションを掴む。
ここはRB#2古谷が一発で決めて、TD。14−7とアサヒ飲料が勝ち越し点を決める。
4Qに入ると、SRC神戸はQB#8荒木が得意とするパス攻勢に出る。WR#81松岡(大)、#14松岡(隼)らへロングパスを立て続けに決めて、一気にゴール前1ヤード。パワープレーでRB#28雑賀が飛び込んでTDを奪う。
このTFPは、まずキックを選択するが、アサヒ飲料がこれをブロック。だがこのプレー中にアサヒ飲料に反則があり、やり直しとなる。2回目はプレーで逆転狙い。RB#33杉原が一気に飛び込んだが、アサヒ飲料ディフェンスに守りきられ失敗に終わる。
結局、この差がそのまま勝敗に繋がり、14−13でアサヒ飲料が薄氷の勝利を得た。
「今日は褒められた部分がない」と、2年連続10回目のFINAL6進出を決めた結果にも、アサヒ飲料の藤本HCは危機感を募らせる。「特にキッキングゲームでのミスが多かった」と振り返る。次はいよいよパナソニック電工戦だ。「目標としてきたゲーム。リーグ戦での存在感を示すためにも頑張りたい」と、気合いを入れた。
今回は2つ目のアップセットに喉元まで歩み寄ったSRC神戸。畑原監督は「荒木はベテランの味を良く出してくれた。ディフェンスも良い仕事をしたと思う」と健闘を称える。だが「これを自信に繋げ、次はキッチリ勝たないといけない」と、1勝3敗で迎えるリーグ最終戦に目を向けていた。
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(C)日本社会人アメリカンフットボール協会
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