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ゴール前に攻め込むブルザイズ東京のオフェンス |
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オープンラン攻撃を仕掛けるSONYのオフェンス |
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2008年秋のリーグ戦第2節、確実なボールコントロールで終始、攻守に安定
した力をみせたブルザイズが、何とか反撃の突破口を見出そうとするSONYの
攻撃をうまく断ち切って貴重な勝利を手に入れた。
第1Q、両チームがそれぞれパントの応酬で終わった2回目の攻撃シリーズで、
ブルザイズはQB小林がTE由良に19ヤードのパスを決めて大きく敵陣に攻め
込むと、そこからは多彩なランを7プレー続けて先制(PATのキックは失敗)。
しっかり試合の主導権を握ったのだった。
一方、SONYも1バック体型からQB須田や市川がパス攻撃を多用しながらも、
オープンへのランプレーを攻撃の柱に据えてRB上窪を走らせ、ブルザイズの
ディフェンス陣をたびたび脅かすが、なかなか続けて1stダウンを奪うことが
出来ず、絶対的なチャンスが作れない。
こうして、第2QにもFGで追加点をあげたブルザイズがじわじわと試合の流れを
手繰り寄せ、9−0で前半をリードして終了したのだった。
後半に入っても試合のモメンタムはブルザイズがキープしたまま流れは変わらない。
SONYは前半同様、1バックの体型を基本にモーションなども多用して、ラン
とパスを織り交ぜながら反撃をしかけるが、ブルザイズディフェンス陣が包み込む
ようなディフェンスで最後までこれをしのぎ、反対に第3QにはQB小林が自らの
キープランで29ヤードを走りきって追加のTDをあげると(PATのキック成功)、
第4Q、残り時間も2分を切ったところではセイフティー奪って試合を決定づけた
のだった。
着実に点数を積み上げていったブルザイズに対し、いろいろと目先を変えて反撃を
試みたSONYのオフェンス陣であったが、SONYのオフェンス陣をブルザイズ
のディフェンス陣が押さえ込んだとの印象が強い試合であった。
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