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●アサヒ飲料クラブ チャレンジャーズ(7)
×
○パナソニック電工インパルス(38)
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【第54回グリーンボウル アサヒ飲料 VS 松下電工】 ――― |
試合日:'08.06.22
会場:大阪市長居球技場 |
開始時刻:15:03
終了時刻:17:55
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天候:雨のち曇り
観衆:1667人 |
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先制TDを決めたRB#1小林は入部10年目。MVP受賞。 |
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村上監督が何度も名前を挙げたQB#3有馬は新人賞を受賞。 |
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チーム公式サイトで入部申し込みをしたという移籍RB#21林はMIP。 |
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立ちはだかる松下電工DL陣。その向こうに投げ込むQB。 |
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春の西日本社会人のチャンピオンを決める第54回グリーンボウルは、松下電工インパルスとアサヒ飲料チャレンジャーズの決勝戦、3年ぶりの顔合わせとなった。
開始早々のアサヒ飲料QB#3有馬は、ショットガンからWR#80吉村、TE#89滝本らへ立て続けにタイミングパスを決め、連続ダウン更新。しかし4プレー目で投げたパスを松下電工DL#43脇坂が弾き、浮いたボールをLB#52財満が確保。ターンオーバーとなる。
松下電工の先発QB#8高田のファーストプレーは、WR#7長谷川にパス成功でダウン更新。アサヒ飲料ディフェンスもプレッシャーをかけるが、WR#86野口、RB#11武田らへ次々とパスを決め、ゴール前10ヤードと迫る。
ここでボールを受け取った松下電工RB#1小林が、持ち前のスピードと巧みなステップワークで10ヤードを走りきってTD。松下電工が先制する。
続いてのアサヒ飲料、自陣24ヤードから。今度はQB#3有馬が、セットバックからのランプレーを軸にオフェンスを展開。RB#21林のラン、WR#1桃澤のリバースプレーなどで敵陣へ侵入すると、プレーアクションパスも決まってゴール前6ヤードへ。
最後はRB#21林がTDランでこのロングドライブを締めくくり、7−7の同点とする。
2Qの松下電工、自陣20ヤードからのオフェンス。QB#8高田からTE#2霊山へのパスでダウンを一つ更新したあと、RB#20石野のスクリーンパスが42ヤードのロングゲインとなり、一気にゴール前へと攻め込む。
このチャンスはTDには至らなかったものの、K#15小笠原が29ヤードFGを成功させて10−7。このまま松下電工のリードで前半を折り返す。
後半開始早々。QB#8高田からWR#81塚崎へのパスは、塚崎のセカンドエフォートがよく伸びて50ヤードのロングゲインとなる。「10年目のベテラン達が大事なところで信頼感のある仕事をしてくれた」と松下電工の村上監督。
さらにゴール前からは、この日MVPを獲得した10年目のRB#1小林がピッチプレーからTD。17−7と松下電工がリードを広げる。
アサヒ飲料も、RB#21林が51ヤードの独走でゴール前18ヤードと陣地を進めるが、ここからが決まらず、4thダウンFGも、松下電工DL#51角田にブロックされ、得点には至らない。
対する松下電工。交替出場したQB#14河野が、ゴール前20ヤードの4thダウンギャンブルから、RB#3永富のTDランを成功させ、24−7と試合の趨勢を決定づける。
その後も松下電工は、RB#1小林の69ヤードロングゲインから、RB#3永富のTDランへと繋げたり、RB#20石野が個人技で相手ディフェンス陣を抜き去り、独走TDを決めるなど、後半やや動きの鈍ってきたアサヒ飲料ディフェンスからTDを奪い続ける。
終わってみれば、38−7の大差で松下電工が2年連続12回目の優勝を果たした。
なお、MIPはアサヒ飲料の移籍新人RB#21林が、今年から創設された新人賞は、やはり移籍新人のアサヒ飲料QB#3有馬が、それぞれ受賞した。
「(アサヒ飲料の)オフェンスラインが明らかに強くなっている。ユニットが入れ替わると確実にやられていた」と松下電工の村上監督。さらに「有馬選手の新加入効果は想像以上、特に前半は完全にやられていた」と、大差の勝利にも、ここまで順調だったディフェンス陣に亀裂を刻んだアサヒ飲料オフェンスに対し、秋本番への危機感をつのらせている。
「ラインの真っ向勝負でどこまでやれるかが課題だったが、それなりの収穫はあった」とアサヒ飲料の藤本ヘッドコーチ。「今後は雑な反則などのつまらないミスを絶対なくすこと。松下電工と戦うにはそういうことが命取りになる」と、まず今後の取り組みを語り、「秋も真っ向勝負」と締めくくった。
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(C)日本社会人アメリカンフットボール協会
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10/05 |
パナソニック電工 vs アサヒプリテック |
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