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第1クオーター6分、鹿島・佐藤(右)が88ヤードを走りきりタッチダウンを決める |
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第2クオーター1分、鹿島・丸田(中央)が53ヤードを走り切りタッチダウンを決める |
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第2クオーター、相手の攻撃を阻止するハリケーンズ・西山(下) |
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第4クオーター、相手陣内に攻め込むハリケーンズ・近藤(中央) |
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立ち上がりから鹿島の強力オフェンスラインが炸裂!スナップミスやパントリターン中のミスなどがあるも#29RB丸田、#38RB佐藤、#18WR前田へのハンドオフプレーでのロングゲインTDが連発し一気に一方的な試合展開に持ち込む。ハリケーンズもショートパスや#20RB唐沢のランを交えて第二クオーター早々にフォースダウンギャンブを選択するなどチャレンジングな姿勢を見せるも鹿島ディフェンスの壁は厚く高かった。
鹿島は第二クオーター早々にも#29RB丸田の53ヤードTDランで4本目のTDを加えると、前節同様にQBを#10尾崎から#12ルーキ山城にスイッチ。山城も#25WR小島へのパス、#38RB佐藤の38ヤードランなどを絡めてTDドライブを継続。更にFGを加えて前半を終了。
反撃に転じたいハリケーンズであったが、後半戦のファーストシリーズでファンブルし攻撃権を明け渡す。
それでもハリケーンズは#54ルーキーのLB小木がQBサックをするなど必死のディフェンスを見せ、鹿島をフォースダウンギャンブに追い込むが、鹿島は#12QB山城から#2WR中川へのパスをヒットさせ、
ファーストダウンを更新すると最後は#11曽根が7ヤードを持ち込み突き放す。
しかしハリケーンズはまだまだオフェンス陣が粘りを見せる、これまたルーキーの#17QB西村の26ヤードキープなどで鹿島陣に攻め入り、最後は#4キッカーの畑木がFGを狙う場面まで詰め寄る。
FGは鹿島ディフェンスのブロックにあい成功しなかったが、この反撃は次節以降に繋がるものであると感じられた。
鹿島は最後まで集中力を切らす事なく、TDを重ねる。前節同様に3人目のQBとして登場した#16仲田もきっちりTDで締めるドライブをリード。この当たりに今年の鹿島の強さが感じられる。
次節
鹿島に死角は見当たらない。ハイスコアリングでオフェンスの強さが目立っているが、ディフェンスも磐石である。#92DL西川は相変わらずすごいし、後ろからは#24佐野がベテランらしく統率している。しいて言うなれば、スナップミスや反則は確認が必要であろう。またエースQB#10尾崎の出場時間が短く、特にパスプレーの機会が少ない事が気がかりである。次節は、もう少し長く出場するのではと思われるが。
ハリケーンズはIBMとの対戦だが、ルーキーQB#17西村のキープとパスに期待したい。ディフェンスはLB陣が奮起しホールを潰し、最後尾のSF陣がロンゲインを食い止めるタックルを繰り返す事ができれば、IBMはストレスを感じ出すのではないかと思われる。
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