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RB#20山上のランで吹田が先制に成功 |
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好調の左腕 アサヒ飲料エースQB#3有馬 |
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QB#11木下のランを軸に勝負をかける |
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注目の新人RB#22中西は13回-89ヤード獲得 |
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XリーグWEST第1節の注目カード。昨年は、パナソニック電工を破ってWEST優勝を果たしたたアサヒ飲料チャレンジャーズと、今年から吹田市の市民球団として心機一転、新たなチャレンジスタートを切った吹田マーヴィーズが対戦した。
アサヒ飲料オフェンス、自陣31ヤードからの第1シリーズ。QB#3有馬からRB#21林へパスが決まったところで、相手の反則もあり敵陣へと進入。だがここでボールを持った新人RB#22中西がファンブル、これを吹田DB#28乗次が抑えて、吹田が攻撃権を奪う。
自陣40ヤード付近からの吹田。QB#11木下からハンドオフを受けたRB#20山上が48ヤードを独走、一気にゴール前14ヤードとする。さらにRB#2川瀬が13ヤードを走って、ダウンを更新すると、RB#20山上がエンドゾーン持ち込んでTD、TFPは失敗したものの、6−0と吹田が先制する。
アサヒ飲料も反撃開始。「今日はエースQBとして十分な働き」と、アサヒ飲料の藤本HCも高く評価したQB#3有馬のパスが冴える。
自陣34ヤードからのオフェンス、WR#7天野へのパスで敵陣へ入ると、WR#25堀川に37ヤードのTDパスを一発で決める。TFPのキックも入って7−6。アサヒ飲料が逆転に成功する。
しばしのこう着状態を経て後半、吹田が勝負に出る。自陣21ヤードからQB#11木下のキープで連続ダウン更新。敵陣30ヤード付近まで前進したところで4thダウンギャンブル。これをアサヒ飲料DL#9河合がQBサックで食い止める。
直後のアサヒ飲料。QB#3有馬からWR#1桃澤へ連続してパスが通り、一気に敵陣37ヤード。ここからRB#2古谷が駆け抜けてTD(TFPキック成功)。14−6とアサヒ飲料がリードを広げる。
新チームの門出を白星で飾りたい吹田も粘りを見せる。
自陣20ヤードからQB#11木下キープ、RB#20山上のオプションランを軸に、次々とダウン更新。だが敵陣35ヤードと迫ったところで、またしても4thダウンギャンブルに追い込まれる。
ここでQB#11木下が投じた1stダウン狙いのタイミングパスを、アサヒ飲料DB#26星田が絶妙の反応でインターセプト。そのまま85ヤードを走りきって、ダメ押しのTD(TFPキック成功)。21-6とし戦いに決着をつけた。
「いま勢いのある吹田に圧倒される不安はあったが、要所を押さえることが出来て良かった」と、勝利に安堵するアサヒ飲料の藤本HC。「これからも気を抜かずに、課題も見つけながら進めていきたい」と、話した。
「なんとしても勝ちたかった。先制していい感じで入ることが出来たが、勝負どころでミスが出てしまった」と振り返る吹田の武田HC。「2ndステージを見据えて、まだまだレベルアップしていかなければ」と、再起を誓った。
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