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エレコム神戸のエースQB#18佐藤 |
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アサヒプリテックRB#32須藤のランアタック |
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TDを奪った#91大塚は攻守で出場 |
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ミスタースラッシュ WR/K/P松岡(隼) |
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今季リーグ新体制のファーストステージを2位や3位通過ではなく、1位で通過することが目標のエレコム神戸ファイニーズと、Xリーグ2年目となる今季は、ファーストステージ3勝を狙うアサヒプリテックゴールデンファイターズが対戦した。
試合開始早々、アサヒプリテックが蹴ったパントボールをエレコム神戸のリターナーがファンブルし、アサヒプリテックが、ゴール前16ヤードから再びオフェンスを開始する。
だが2ndダウンで、今度はRB#25岸原が痛恨のファンブル。転がり込んだチャンスを逃してしまう。
対するエレコム神戸。その直後の自陣24ヤードからのオフェンスで、QB#18佐藤が要所でパスを決め、敵陣30ヤードまで攻め込んだ。
しかし、このチャンスに反則で10ヤードの罰退。QB#18佐藤からWR#80松岡(隼)へのパスが決まり、4thダウン1まで挽回したが、ギャンブルプレーでまさかのファンブル。
両チームとも、序盤はボールが手に付かない展開となった。
第2Q、アサヒプリテックの自陣12ヤードからのオフェンスで、RB#36玉田がボールをファンブルし、エレコム神戸はゴール前11ヤードから攻撃権を得た。
ここからの攻撃は、RB#23茂森、#21後藤のランがアサヒプリテックの厚い守りに阻まれ、QB#18佐藤のパスも決まらない。4thダウンで34ヤードのFGにトライしたが失敗する。
ところが、アサヒプリテックの反則によって再び得たチャンスに、今度はK#80松岡(隼)が29ヤードのFGをしっかり決め、なんとか先制点を奪った。
ようやく初戦のかたさがとれたエレコム神戸は、相手のファンブルから得た敵陣38ヤードからのシリーズでも、RB#32森川のラン、そしてQB#18佐藤からWR#81松岡(大)へのパスが決まり、ゴール前4ヤードまで迫る。
最後はQB#18佐藤が#91大塚へTDパスを決め、10−0とリードを広げた。(TFPキック成功)。
後半に入ってからも、常にフィールドポジションで優位に試合を進めたエレコム神戸。
第3Q3分15秒には、QB#18佐藤からWR#80松岡(隼)へのTDパスが決まり、16−0とリードを広げる(TFPキック失敗)。その後は両チーム無得点、このまま試合は終了した。
エレコム神戸の米村ヘッドコーチは「これだけミスが出ていては、パナソニック電工や、アサヒ飲料には勝てないと思う。この2週間で反省点をしっかり立て直し、秋のシーズン(2000年以来)は、ずっと勝てていないアズワンにしっかり勝利したい」と気合いを入れ直していた。
一方、アサヒプリテックの井上監督は「(エースQBの)松本がいない分、そのまま結果が出てしまった。ただ、新人QB#4佐藤にはよい勉強になったと思う。それとディフェンスのがんばりは、これから先が楽しみだ」と、今後の戦いぶりに期待を寄せていた。
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