|
第2クオーター開始早々、アサヒビール・鈴木惇が走り込みタッチダウンを決め16点目を挙げる |
|
|
第2クオーター、相手のパスをインターセプトするブルザイズ東京・細野(左) |
|
|
第4クオーター、アサヒビール・木村が自ら攻め込みファーストダウンを奪う |
|
|
第4クオーター、相手ディフェンスをかわし攻め込むブルザイズ東京・中村(右) |
|
|
第1Q、アサヒビールシルバースターのキックオフで試合が開始。アサヒビールはブルザイズの攻撃をパントに追い込み、すぐに攻撃権を奪取する。アサヒビール自陣41ヤード地点からの最初の攻撃。QB#19東野からのパスが次々と決まり連続で1stダウンを獲得していく。敵陣残り3ヤードでむかえた3rdダウン、QB#19東野が投じたパスがRB#30吉岡に渡り、アサヒビールが先制タッチダウンを決める(キック成功)。あっさりと先制を許してしまったブルザイズは、次の攻撃で自分たちのリズムを作っていきたいところだったが、痛恨のパスインターセプトを喫し攻撃権を献上。さらに、ミスで与えてしまった攻撃権を、きっちりとFGにつなげられ流れを悪くしてしまった。第1Qはブルザイズ0−10アサヒビール。
第2Q34秒、アサヒビールの敵陣残り15ヤードからの攻撃。RB#40鈴木が一気にこの15ヤードを走りきり、追加点を上げることに成功する(キック成功)。ここまでテンポよく得点を重ねたアサヒビールであったが、その後はパスインターセプトなどのミスもありやや精彩を欠く場面が目立った。前半はこのまま終了し、ブルザイズ0−17アサヒビールで後半へ。
後半に入るとアサヒビールオフェンスが本領を発揮する。第2Qにつづき、第3Qでも最初の攻撃でタッチダウンを獲得(キック成功)。QB#5波木からのパスを受けたWR#11戸倉がランアフターキャッチで44ヤードを走りきった末のTDであった。第3Q13分40秒にはアサヒビールDB#深見のパスインターセプトリターンタッチダウンも飛び出し、点差は31に。
第4QではQB#10木村が4TDパスを記録する活躍で大暴れ。長短織り交ぜたパスを次々と成功させ、ブルザイズディフェンスを翻弄し続けた。最終スコアはブルザイズ0−61アサヒビール。後半から調子をあげたアサヒビールの完勝だった。
後半のアサヒビールオフェンスの活躍が目立った試合となったが、アサヒビールはディフェンスも終始安定していた。1stダウン獲得をほとんど許さず、4thダウンでパントに追い込み、流れよくオフェンスを迎えていた。ブルザイズは後半に入るとほとんど敵陣でプレーさせてもらえず、かなり苦しい状況を強いられてしまった。この試合で出た課題を整理し、秋にむけてトレーニングを続けていってほしい(ブルザイズは予選敗退が決定)。アサヒビールは、QB#10木村の活躍が光った。今後は先発QB争いに注目が集まることになるだろう。
|