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第2クオーター7分、IBM・小川が多川からのパスを受けタッチダウンを決める |
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第2クオーター、富士ゼロックス・成島(中央)が攻め込みファーストダウンを獲得する |
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第3クオーター開始早々、イアンサンプル(左)がキックオフリターンタッチダウンを決め抱き合って喜ぶIBMの選手たち |
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第4クオーター10分、富士ゼロックス・力(左)が走り込みタッチダウンを決める |
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今季すでに3勝1敗と2ndステージ上位リーグ進出が決まっているが、この試合に勝って良い順位で駒を進めたい IBM BigBlue。対するは、まだ勝ち星がなく、苦しい富士ゼロックスミネルヴァAFC。
今季好調のIBMが、WR#3サンプルのキックオフリターンTDや、DB#2グリフィンのインターセプトリターンTDなどで富士ゼロックスを圧倒。28−6でIBMが勝利を収めた。
IBMは前半最初のドライブで敵陣奥深くまで攻め込むと、RB#26吉津の4ヤードTDランに繋げて先制。試合の主導権を握る。
一方の富士ゼロックスは、1stダウンは更新するものの、得点圏までボールを運ぶことができない。QB#8勝見のパスは通るが、いまひとつランプレーが進まず、安定していなかった。
富士ゼロックスの4回目のドライブ。3rdダウンとなってQB勝見が右サイドに放ったパスをレシーバーとすれ違うようにして、DBグリフィンがインターセプト。ボールをキャッチしたグリフィンの目の前には何の障壁もなく、そのままエンドゾーンまで走り切ってTD。差を広げた。
後半のキックオフでビッグプレー。リターナーのKRサンプルが密集地帯を抜けだして独走し、キックオフリターンTDを記録。このTDで富士ゼロックスはかなり苦しくなった。
そこで富士ゼロックスは、WR#14星野をQBの位置にセット。ワイルドキャットフォーメーションからのWR星野、RB#20力のランなどで、攻撃のリズムを徐々に取り戻していく。
富士ゼロックスは最後のシリーズで、このフォーメーションからランプレーを8回続けて選択。敵陣1ヤードまでこぎ着け、RB力が走り切って待望のTD。有終の美を飾った。
だが、反撃もここまで。オンサイドキックを狙うも失敗して試合終了となる。
いよいよ次は2ndステージである。それを見越してか、IBMはショートヤードになると再三に渡り、4thダウンギャンブルをトライした。しかし、成功率はあまり高くなかった。
そこがこれからの試合の大事な場面でどう響いていくか。是非、2ndステージの戦いにも注目して見て欲しい。
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