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第1クオーター4分、鹿島・佐藤(中央)が走り込み先制のタッチダウンを決める |
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第2クオーター11分、鹿島・永川がパントリターンタッチダウンを決める |
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第3クオーター、ブルザイズ東京・中山(左)が相手陣内に攻め込みファーストダウンを奪う |
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第4クオーター、ブルザイズ東京・坂本(中央)が相手ディフェンスをかわしファーストダウンを奪う |
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鹿島のファーストドライブ。
気合いの入ったブブザイズディフェンスは、RB#29丸田の2連続のダイブプレイをとめ3rdダウンに追い込むと#2中川へのパスを#7板野が阻みスリーアンドアウトとなった。
ここで一気に攻めたいブルザイズであったが、鹿島ディフェンスも黙っていない。お返しとばかりに#91倉持がQBサックを決め、ブルザイズオフェンスもスリーアンドアウト。
ブルザイズは自陣奥深い位置からのパント。これを鹿島リターナー#2中川は、中央付近をもつれるように敵陣11ヤードまでリターン。鹿島はゴール前11ヤードからの攻撃権を得ると3プレイでTDを奪った。
鹿島の3シリーズ目は#25岩井への短いパスを多用するが、#15大谷へ投げたパスをブルザイズ#18内村がボールを掻き出しファンブルフォースとなった。
第1Q終わって7−0。ブルザイズディフェンの活躍が目立つ展開となったが、ブルザイズのオフェンスがはっとしない。ほぼスリーアンドアウトを繰返し、自陣の悪いポジションからのパントで、鹿島にあっさりTDを許してしまう。結局、鹿島2Qに、3つのオフェンシブTDに加え、#56杉山のセーフティー、#18永川のパントリターンTDと30点をたたき出した。
後半に入って、鹿島はQBを#12加藤から#10山城へ交代するが、TDラッシュが続いた。
ブルザイズの見せ場は、鹿島キックオフがOBとなり自陣40ヤードの攻撃を得たドライブ。#12QB坂本がスナップをファンブル、自ら拾い上げスクランブルを仕掛ける。これが鹿島ディフェンスの虚をつき30ヤードのビッグゲインとなった。63点差となっていたが、得点を入れたいブルザイズはゴール前15ヤードの4thダウンでFGを選択。鹿島の中央からのプレッシャーを受けつつも#11早川が落ち着いてFGを決め3点をもぎ取った。
結果としては63−3で鹿島の圧勝であったが、ブルザイズの意地が見て取れた試合であった。
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