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第2クオーター1分、富士ゼロックス東・高見沢(中央)が先制のフィールドゴールを決める |
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第2クオーター11分、インターセプトリターンタッチダウンを決め笑顔のブルザイズ東京・發地(左) |
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第3クオーター、パスをインターセプトし相手の好機を阻止するブルザイズ東京・鈴木 |
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第4クオーター8分、富士ゼロックス東・長沼(中央)がタッチダウンを決め9点目を挙げる |
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ここまで2戦2敗同士の戦い。お互いもう負けられない戦いは最後までもつれる展開となった。ブルザイズ東京はQBを#12坂本、#14井上、#尾崎の3人使い分けて攻める。敵陣で32yFGを狙うが失敗。その後の攻撃シリーズでも交代違反を犯すなどして、今ひとつ調子が上がってこない。
一方の富士ゼロックスは、RB#3前川のドロープレーで効果的に攻める。2連続でダウンを更新した後、K#70高見沢のFGに繋げて先制する。
ブルザイズはFGですぐに同点に追いついた。その直後、守備のビッグプレーが生まれる。富士ゼロックスQB#8勝見に襲い掛かり、手からこぼれたボールをDL#9発地がリカバーして走り、リターンTD。前半終了間際のプレーであった。
後半も富士ゼロックスのボールキープが甘い。QB勝見のパスが通るが、レシーバーの手からボールが空中に飛び出る。浮いたボールをすかさずDB#13鈴木が奪取し、ターンオーバー。不調の攻撃陣に敵陣7yからの攻撃権を提供する。守備陣の好プレーに後押しされたブルザイズ攻撃陣は、なんとかK#7板野の22yFGで追加点を得る。
反撃に出る富士ゼロックスはQBを#7市川に変更。自陣18yからのシリーズでパスを中心に組み立て、敵陣2yまで迫る。ここで、WR#35長沼がエンドゾーン中心に切り込んでマークを振り切り、ボールをキャッチ。TDレシーブを決めた。これで点差は3点。
残り時間1分を切ったところで、富士ゼロックスは攻撃権を得る。QB市川のパスでなんとか1stダウンを取り、タイムアウトとスパイクで時計を止めながら進攻。4thダウンで32yのFGをK高見沢が狙う。決めればオーバータイムとなるが、惜しくもFGは失敗。この瞬間に富士ゼロックスは痛い3敗目を喫してしまった。最終スコアは13-10。最後まで息の詰まる大接戦であった。
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