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第1クオーター、日本ユニシス・森(中央)が相手陣内に攻め込みファーストダウンを奪う |
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第2クオーター開始早々、オービック・清水がリターンタッチダウンを決める |
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第3クオーター11分、日本ユニシス・遅沢(右)が飛び込みタッチダウンを決める |
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第4クオーター11分、オービック・木下善(中央)が相手ディフェンスをかわしタッチダウンを決める |
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試合が行われた川崎球場では強風が吹き、キッキングやロングパスに影響を及ぼしそうな天候である。
早速風の影響か、オービックRB#21中西のTDラン後のTFPキックをK#1金親が失敗。ところが、そんな風も物ともしない昨シーズン覇者の圧倒的な攻撃力が光った。
前半、2本のTDを奪って、日本ユニシスの攻撃をパントに追い込むと、R#83清水が何人ものタックルをかわし、俊足を生かして左サイドを駆け上がってTD。オービック得意のキックリターンは健在である。2Q、オービックはQBを#6菅原から#15龍村に代えたが、3rdダウン7 yからパスを投げようとしたが、QBへのラッシュが厳しく、早く投げ捨てようと試みるも、回転が不十分で勢いはなく、日本ユニシスのLB#28角田にインターセプトされてしまう。ただ、細かいミスはあったがオービックは前半だけでも、5本のTDを挙げた。
後半開始直後再び、得意のキッキングゲームでオービックがビッグプレーを繰り出す。キッカーも兼任するR#25服部がキックオフされたボールをリターン。するするとフィールドを駆け上がって、あっという間にエンドゾーンまでボールを運んだ。意外な選手のビッグプレーに球場が沸いた。
このままでは終われない日本ユニシスは、QB#12藤澤が奮起。WR#18太田へのパスと自身のキープランで連続して1stダウンを更新。WR#22遅沢へ15yのTDパスを通して、なんとか1本返した。
オービックは3人目のQB#13木下善仁を起用し、アウトサイドへのオプションランプレーを展開。大外に行ったバックスの動きにつられてしまった日本ユニシス、QB木下の前がぽっかりと空いて、25y独走TDランを許してしまう。
その他にもオービックはQB龍村のTDパス、再度のQB木下のTDランなどで大量得点を奪った。最終スコアは75-7で、オービックの圧勝であった。
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