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クラブOXのオフェンスを小気味良く指揮した QB中澤と10回のランで平均7.6ヤードを稼ぎ出したランの立役者RB中島 |
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ワイドオープンなフォーメーションからランプレーを試みるクラブOX |
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試合開始後は、クラブオックス、東亜建設工業クレーンズともに一進一退の膠着状態が続いた。抜け出したのは、クラブOX。QB中澤がプレイアクションパスを織り交ぜ小刻みにパスをつなぐ。その後、RB中島が自陣30ヤード付近から一気に37ヤードのロングゲインで敵陣20ヤード付近まで攻め込み最後は中島へのランプレイと見せかけたプレイアクションパスから8分50秒にWR森田への19ヤードパスでTDで7-0と先制(TFP成功)。
2Qに入り東亜建設はTBを児玉から清水に替えて全体のリズムを変え、RB長濱の25ヤードロングゲインで攻め込むが、ホールディングの罰退でTDのチャンスを逃す。その後は、4Thダウンでキッカー藤田が30ヤードのFGを確実に決め7-3とするにとどまる。返すクラブOXは、自陣40ヤードからQB中澤が8プレーのランと1プレーのパスで小気味良く東亜建設工業陣に攻め込む。最後は、8分12秒にレシバーを左右に大きく開かせたフォーメーションからRB中島が15ヤードを走りきり14-3と引き離す(TFP成功)。後半に入って、オックスはQBに黒川を起用。パスと見せかけたワイドオープンなフォーメーションから上手くランプレーを組み合わせて、東亜建設工業陣23ヤードまで攻め込んだ。そこで、再び中澤がQBに入って、東亜建設陣12ヤードまで攻め込む。が結局は東亜建設工業のディフェンスが踏ん張り、FGトライとなり、しかも東亜建設工業がそれをブロックする。続く東亜建設工業の攻撃をOXはきっちり4回で止め、3Q残り7分からまたもRB中島が45ヤードを走りきり7分28秒に追加TD(TFPを試みるもまたも東亜建設がブロック)20-3とする。
4Qに入り、2分10秒に、オックス中澤の投げたパスを東亜建設工業DB宮崎がインターセプト、またもやオックスの追加点を阻止する。
続く攻撃で、東亜建設工業のQBは、倉持が入るり、5分13秒にWR長尾がOXのDBを上手くかわして、39ヤードのロングパスTDとする。東亜建設工業はTFPで2点を狙いWR西谷へのパスを成功させ20-11とする。続く東亜建設工業はオンサイドキックを試みるもオックス陣48ヤード付近でオックスにレシーブされる。
4Q残り2分58秒から逆転を狙う東亜建設工業は、時間がない為15プレー中11プレーをパスで攻撃、最後は11分29秒にRB児玉が1ヤードを走りきって、TFPのキックを成功させ、20-18と追撃する。東亜建設工業は最後のオンサイドキックにかけるもまたもやオックス陣にレシーブされてしまう。その後は、オックスの二回のニーダウンで試合終了となる。
全般にランプレーで随所に良いところが出たオックスが試合を制した。両チームともお互いに1勝1敗。次節オックスはハスキーズ、東亜建設工業は、富士ゼロックスクラブシャークスとの対戦となる
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