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第1クォーター、攻撃陣にパスを出す明治安田・君川(中央) |
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第2クォーター6分、IBM・磯谷が走り込みタッチダウンを決める |
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第4クォーター、相手陣内へ攻め込むも相手ディフェンスに阻まれる明治安田・林 |
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第4クォーター、パントブロックのこぼれ球を押さえ込むIBM・佐藤 |
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今季IBMはOLマルコ、WRサンプル、LBロッキーアロと3名の新外国人選手で補強。一方の明治安田は八王子人工芝グランドへの移転に加え、新人選手を24名登録した"新しい"チームだ。それぞれ新戦力の活躍が楽しみなファーストゲームである。
試合はIBMのキックオフで開始。明治安田のファーストプレイは#17QB君川のランプレイで始まった。その後IBMの反則で1STダウンを更新するも得点にいたらずパントで終了。
IBMは自陣21ヤードからの攻撃を#39磯谷のラン、#83サンプルや#81安田へのパスで小気味良く次々に1STダウンを獲得し、あっという間にゴール前まで攻め込むと、明治安田が試合開始早々に1回目のタイムアウトをコール。明治安田ディフェンスがやや落ち着きをとりもどすも、結局IBMが#11井田の33ヤードのFGで先制した(3-0)。
続く明治安田の攻撃で#17君川のパスを#25布施がインターセプト。その後の敵陣22ヤードからの攻撃をIBMはFGに結びつけた(6-0)。
6点差を追いかけての明治安田の攻撃は#41松澤のQBサックなどで阻まれパントに終わった。
IBMの3シリーズ目。#15岡村から#7福井への44ヤードのパスを決め大きく前進し、最終的に#39磯谷のTDランに結びつけた(13-0)。
序盤の3ドライブに全て得点したIBMは試合の主導権を握り、第2Qの中盤にも#39磯谷が31ヤードのTDランで得点をかさねた。(20-0)。
第2Q残り5分、自陣24ヤードからの攻撃で、明治安田はランプレイを中心に攻撃を展開。#20林の30ヤードランや#87松下のランでゴール前まで侵入、最後は#25杉田の1ヤードランでTDを奪い一矢を報い前半が終了した(20-7)。
後半IBMのファーストシリーズは自陣27ヤードからの攻撃。#15岡村のパスと#39磯谷のランをバランスよく繰り出し、1回しか3RDダウンに追い込まれることなく11プレイで73ヤードをゲインし、#39磯谷の12ヤードのTDランで締めくくった(27-7)。
対する明治安田の攻撃は#17QB君川から#88二宮へのパスをヒット、2回の1STダウン更新で波に乗るかと思われたが、#90小山のQBサックが明治安田の反撃ムードを払拭した。その後第3Qの終盤でIBMにビッグプレイが生まれた。明治安田の自陣26ヤードからの攻撃を#30アロのQBサックでスリーアンドアウトに追い込み、続く明治安田のパントを#25布施がブロック。ゴール前2ヤードからの攻撃権を得ると、#1高木があさりTDランを決めた(34-7)。
第4Qに明治安田は#7QB水野を起用するが、IBMのアグレッシブなディフェンスを崩すことができず、攻めあぐねる形となった。そんな中で得点チャンスを作ったのは明治安田のディフェンスだった。
IBM自陣22ヤードからの攻撃で、明治安田の#93田崎、#44田頭が連続でQBサックを決め、4THダウンで自陣15ヤードからのパントを強いると、#23坂本がパントをブロック。そのボールがエンドゾーンを割りセーフティーとなった(34-9)。
続く明治安田は残り時間1分35秒で敵陣41ヤードからの攻撃。ゴール前9ヤードまで攻め込むも最後はIBM#36林のQBサックで試合終了。
IBMの攻守が噛み合い明治安田に快勝した試合となった。
次節IBMは9/17オンワードスカイラークス(@東京ドーム)、明治安田は9/27鹿島建設(@東京ドーム)で対戦する。
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