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好調だったアズワンQB#8奥野 |
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アサヒ飲料K#17山岡が反撃の狼煙 |
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WR#1桃澤へのロングパスが決まる |
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新天地で鮮烈デビューのQB#3有馬 |
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グリーンボウルトーナメント2日目。今季は15名の新人、新加入選手を迎え上位進出を目指すアズワンブラックイーグルスと、藤本新ヘッドコーチのもと、QB#3有馬、RB#21林といったベテラン移籍組に、LB河口のDBコンバート、OL平本のTEコンパートと、数々のサプライズ人事で話題満載のアサヒ飲料チャレンジャーズが対戦した。
この日、立ち上がりからアズワンQB#8奥野が絶好調。RB#31坂本のランに、WR#83要へのパスが面白いように決まり、連続ダウン更新。ゴール前2ヤードからTE#5吉田へのTDパスで先制に成功する。
さらに2Q。アサヒ飲料先発のQB#3有馬から交替したQB#6椙田が投げたパスを、アズワンLB#56奈良がインターセプト。このチャンスもQB#8奥野がWR#83要へTDパスを決め、14−0とアズワンがリードを広げる。
しかしその直後のキックオフリターンで、KRに入ったアサヒ飲料#21林が70ヤードのビッグリターン。K#17山岡の30ヤードFGに繋げ、アサヒ飲料が反撃を開始。
だがアズワンの攻勢も止まらない。次のシリーズでQB#8奥野がWR#87平野へロングパスを成功させ敵陣にはいると、再びWR#83要へTDパスが決まり、アズワンが21−3とする。
このまま前半終了かと思われた矢先。またしてもアサヒ飲料KR#21林が、今度は92ヤードを駆け抜けてリターンTD。TFPはブロックされるが、9−21と後半戦への期待を繋ぐ。
後半。互いに拮抗してパントの応酬が続くなか、QB#6椙田がWR#1桃澤に42ヤードのロングパスを成功させて一気にゴール前10ヤードへ。アズワンDL#55宮本がQBサックで凌ぐものの、アサヒ飲料K#17山岡が37ヤードのFGを成功させて、12−21とする。
最終Q、満を持してQB#3有馬が登場。自陣30ヤードからのオフェンスを、TE#8平本、#89滝本へのパスなどで繋ぎ、ゴール前15ヤード。TDパスは決まらなかったが、K#17山岡がFGを決めて15−21。一気に追い上げムードが高まる。
さらにその次のシリーズで、QB#3有馬からWR#1桃澤へ36ヤードのロングパスが決まり、一気にゴール前9ヤードと迫る。
しかしここでアズワンの新人DL#50中野がQB#3有馬へファンブルフォース。ターンオーバーを奪い、アサヒ飲料への流れは止まったかに思われたが、4thダウンパントでアズワンが、痛恨のスナップミスによるセーフティ。17−21と点差がさらに詰まる。
セーフティ後、敵陣48ヤードからアサヒ飲料のオフェンス。RB#28杉山のラン、QB#3有馬のキープでダウン更新。4thダウンギャンブルからも、QB#3有馬がロールアウトから相手DBを飛び越えてダウン更新。
試合残り時間1分15秒。QB#3有馬からWR#19堀川へ逆転のTDパスがヒットし、24−21。アサヒ飲料が土壇場で試合をひっくり返した。
結局、このままゲームオーバー。西日本社会人初登場となるQB#3有馬が、デビュー戦を鮮やかな逆転劇で飾った。
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