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内外電機QB#10安斎がボールコントロール |
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内外電機RB#2川瀬の突進 |
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イワタニのQB#5`島とRB#3川田 |
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期待の移籍QB#11木下 |
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グリーンボウルトーナメント2日目の第2試合は、昨年FINAL6への出場を果たした内外電機マーヴィーズと、今季はXリーグ復帰を目指すイワタニサイドワインダーズが対戦した。
試合開始のキックオフリターンで、内外電機のエースRB#27土手下が負傷退場。内外電機にいやなムードが漂うが、先発QB#10安斎が、RB#5小田、#2川瀬らのランを軸に自らのランを交え、落ち着いてボールコントロール。
8プレー、87ヤードのファーストドライブを、RB#2川瀬の16ヤードTDランで締めくくる。
対するイワタニの先発QB`島は、RB#29高見のランを武器に反撃開始。しかしダウンを更新したところでファンブル、ターンオーバーを奪われしまう。
2Qには、敵陣38ヤードからと得点のチャンスを迎え、RB#3川田のランなどでゴール前18ヤードまで迫るが、TDに至らず、FGトライも失敗に終わる。
自陣24ヤードからの内外電機オフェンス。パスがなかなか決まらないものの、ランアタックでねばり強く前進。ゴール前15ヤードと攻め込んだところで4thダウン。ここをK#3河合が37ヤードを確実に決めて、10−0と引き離す。
さらに前半終了直前にも、K#3河合が38ヤードのFGを成功させ、13−0と点差を広げて前半を折り返した。
後半の内外電機。「今季は彼の能力を活かしたプレーも創っていきたい」と、武田ヘッドコーチも期待を寄せる移籍のQB#11木下が登場。時折、持ち味であるQBキープで大きくゲインを奪うが、ドライブが続かない。
なんとか状況を打開する糸口を見つけたいイワタニも、RB#29高見をはじめ、#3川田、#85堀田、#87越といったランナーを次々に投入して、ランを中心に突破を試みるが、内外電機DL#95泉森、#96伊東らがQBサックで攻撃を断ち切るなど、良く対応して大きなゲインを許さない。
結局、後半は両チームとも決定的なシーンには至らず無得点。13−0で内外電機が、グリーンボウルトーナメント初勝利を収めた。
「もう少し余裕を持ってやりたかったが、今日は勝つためのゲームプランに専念した」と、内外電機の武田ヘッドコーチ。次は松下電工との対戦を迎えるが「いまの基本的なプレーでどこまで対抗できるか。さらに上を目指すためのゲームをします」と、秋本番を見据えた戦いとなりそうだ。
一方、破れたイワタニの森下代表は「現状で満足することなく、もう一度、自分たちの目標を確認して取り組んでいく」と、次は今季復活の目安となるSRC神戸戦に挑む。
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