立ち上がりからアサヒ飲料が仕掛ける。リーグ戦では出場機会の少なかった移籍組のQB木下が、第1シリーズから登場。得意のQBキープで揺さぶりをかける。
先制点はアサヒ飲料。自陣30ヤード付近からの第2シリーズ。今度はエースQB桂がオフェンスをコントロールし、TE滝本、WR梅田らへのパスで連続ダウン更新。ゴール前18ヤードからTE滝本へのパスでTD。TFPのキックはブロックされるが、6−0と先取点を奪う。
アサヒビールはQB金岡の先発に始まり、QB有馬、東野と3枚QBを順次登場させる。
しばらくこう着状態が続いた第2Qの終盤。アサヒ飲料が自陣30ヤード付近でファンブル。このボールをアサヒビールDB米田が確保し、ゴール前28ヤードとチャンスを掴む。
ここはアサヒ飲料ディフェンスも踏ん張り4thダウンまで追い込むが、4thダウンギャンブルからQB東野が、ロールアウトの体制よりエンドゾーン左へ駆け上がりTD。7−6とアサヒビールが逆転する。
しかしその直後、アサヒ飲料自陣20ヤードからのプレーで、QB木下が右オフタックル付近を抜けるQBキープから一気に独走。追いすがるディフェンス陣を振り切って80ヤードのTDラン。13−7と再び試合をひっくり返し、試合はこのまま後半へと突入する。
後半、アサヒビールはQB金岡で追撃態勢。しかしアサヒ飲料DB塚原がパスインターセプトを奪う。
さらに次のシリーズでもDB中村(寅)がインターセプトから、そのままエンドゾーンに駆け込みTD。19−7とアサヒ飲料がリードを広げる。 (TFPは2ポイント失敗)
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