日産プリンス東京 VS リクルート

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

日産プリンス東京 パルサーズ

7

6

0

0

13

リクルート シーガルズ

0

3

7

14

24


雨中の「因縁対決」はリクルートに凱歌!

 雨中の決戦となった「因縁対決」。日産プリンス東京とリクルートの一戦は、V2を目指すリクルートが第4Qに逆転し、24−13で準決勝進出一番乗りを果たした。

 日産プリンス東京は第1Q、リクルートのファンブルからチャンスをつかむ。QB板坂からWR小野へのパスで敵陣25ヤードまで攻め込み、RB氏家・勇らのランで敵陣4ヤードまで前進。この後RB氏家のランでエンドゾーンを狙うものの、リクルート守備陣の壁が厚くTDが奪えない。
 第4ダウン残り1ヤードでギャンブルを挙行。QB板坂が飛び込みTD、キックも決まって7点を先制した。

 リクルートは、QB新生のパスが雨のせいもあってか決まらず、攻撃にいつものリズムに乗れない。
 第2Qにも、日産プリンス東京はTE秋元へのロングパスで、リクルート陣内20ヤードまで攻め込む。リクルートの厚い守備陣に阻まれてTDは奪うことは出来なかったが、K渡辺の31ヤードFGで10−0とリードを広げた。

 追うリクルートは、キックオフリーターンを堀江がそのままエンドゾーンへ運んだが、痛恨の反則でTDは取り消し。しかしK岩田のFGで3−10にする。日産プリンス東京も再びK渡辺のFGで追加点をあげ、13−3で前半を終了した。

 後半に入り、リクルートはQBを新生から松本に代え、攻撃のリズムをつかむ。パスで日産プリンス東京陣内18ヤードまで進めると、WR河本へのTDパスが通り10−13と追い上げる。
 さらに第4Q、SE堀江への53ヤードロングパスが決まり一気に敵陣へ。そしてSB越後への16ヤードTDパスで17−13と逆転。試合終了25前にもRB中野が18ヤードを走り、だめ押しTDをあげた。

 雨の中、傘もささずにゲキを飛ばしていたリクルートのデービッド・スタントヘッドコーチは「前半から第4Qのようなプレーをしなければ。このことを反省するように選手達に課題を出した。日産プリンス東京は、昨年よりも当たり、スピードが向上している。前半は相手ペースにはまりすぎた。ハーフタイムの時にこの点を注意したことが、後半気持ちの切り替えにつながったと思う」と振り返った。


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