X League
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東京海上VS 学生援護会
上昇気流の学生援護会。踏ん張りたい東京海上
 2年前にX2で名勝負を演じた2チームが舞台をXリーグに移して、新たなライバル関係を築こうとしている。
 昨シーズン、一足先にXリーグ参入を果たした東京海上ドルフィンズが、今季念願の昇格を実現した学生援護会ロックブルの挑戦を受ける。

 この2チームは98年の10月31日に対戦をしている。第4Qで学生援護会が21−14とリードを奪うが、終了間際に東京海上が起死回生の同点TDを決め、そのまま引き分けに持ち込んだ。
 結局この引き分けが大きくモノをいい、東京海上は4勝0敗1分けで、Xリーグ昇格を手にし、学生援護会は3勝1敗1分けで涙を呑んだ。

 Xリーグの先輩として受けて立つ形の東京海上だが、開幕から2連敗中で苦しい展開が続いている。なかでもスコアボードにいまだ得点を刻むことができていないオフェンスは深刻だ。
 法政大学で爆発的なオフション攻撃をリードした新人QB木目田も、ドルフィンズのオフェンスの中では勝手が違うのか、持ち前の脚力はまだ発揮していない。彼がドルフィンズのスタイルに慣れ、RB奈良、松本らRB陣とのコンビネーションを高めていくには、いま少しの時間が必要かもしれない。
 パス攻撃では先輩の高橋の方に一日の長がある。この二人のQBの特徴がうまくいかせれば面白いオ フェンスができるが、現在はその方策を模索中だ。

 前節で、ディフェンスがリクルートのハイスコアリングオフェンスを、10点に抑えたのは好材料だ。相手のミスに助けられた要素もあったが、QBに対するDLのインサイドからのプレッシャーには目を見張るものがあった。
 学生援護会相手にもこのインサイドラッシュが発揮できれば、ディフェンス主導で試合を展開することができるだろう。

 対する学生援護会は、東京三菱銀行と対戦した前節において、Xリーグ初勝利を完封で飾り、チームは上昇気流に乗りつつある。ここで東京海上を破って一気に波に乗りたいところだ。

 QB吉田は、中島、江口といったRBをうまく使い、また、大事な場面でエースWR佐々木にパスを確実にヒットするなどバランスアタックによるゲーム運びのうまさが評価できる。
 また、ここぞというところでパワーランを見せるRB五嶋の存在も大きい。

 課題は、相手ディフェンスに試合をコントロールされる状況になったときに、膠着状態を打破できるビッグプレーメーカーがいないことだ。こういう選手が台頭してくれば学生援護会も上位に食い込むことができるだろう。

 どちらのチームの決定打を持たないだけに、いち早く自分たちのフットボールスタイルを確立した方がモノにすることができるだろう。
 東京海上はディフェンスで、学生援護会は吉田のバランスアタックで勝機を見出したい。