X League
最新情報 2000年全試合試合結果へのリンク 2000年Xリーグ個人記録ランキング 2000年Xリーグ星取り表/X2リーグ星取り表 過去(97年、98年、99年)のゲームデータ集 フットボール関連のリンク集 GO TOP
リクルートVS 日産プリンス東京
早すぎる天王山。CENTRAL中盤の大一番!
 CENTRALディビジョンは、第3節で早くも天王山の一戦を迎える。開幕2連勝で首位を走るリクルートシーガルズに日産プリンス東京スカイライナーズが挑む大一番だ。

 日本一奪回を目指すリクルートにとっては確実に勝っておかなければならないゲームだ。万が一にもここで星を落とすと、のちに控えている宿敵・鹿島との対戦に、必要以上に大きなプレッシャーを感じることになるからだ。
 開幕戦では新鋭・学生援護会に横綱相撲で貫禄勝ちしたが、前節の東京海上戦では、思わぬ苦戦を強いられた。大橋ヘッドコーチは、準備不足が試合展開に露呈したことを認めたが、地力のある日産プリンス東京相手には同じ過ちは許されない。

 リクルートの持ち味は、なんといっても多彩なフォーメーションから繰り出されるハイパーオフェンスだ。QB松本とRB米田はそれぞれパッシングとラッシングでCENTRALディビジョン(※個人記録ランキング参照)をリードする。
 特にQB松本は、パス成功率58.1%で高い安定を誇る。またRB米田の平均獲得距離7.7ヤードは、20回以上のボールキャリーをしたバックの中ではXリーグ最長の記録。相対するディフェンスにとってはこの二人をいかに止めるかは頭の痛い課題に違いない。

 今季2試合で、わずか3失点のディフェンスもすばらしい。とくにLB陣が繰り出す積極果敢なブリッツは圧巻だ。
 日産プリンス東京の強力なラン攻撃に対して、スクリメージラインよりもオフェンス側に進入する「ペネトレートディフェンス」が効果を発揮し、ロスタックルを連発すればリクルート主導の試合展開に持ち込むことができるだろう。

 対する日産プリンス東京。前節で鹿島を倒し意気盛んだ。東京三菱銀行に、よもやの苦杯をなめた初戦の埋め合わせはできたと見ていい。
 しかし、ここで勝つか負けるかには大きな違いがある。鹿島に続き、リクルートをも破れば、ディビジョン優勝に向けて大きな前進となるが、逆にこの試合を落とすと、地力での優勝はほぼ絶望。プレーオフ進出も厳しい状況におかれることになる。

 日産プリンス東京は、前節で119ヤード獲得を記録したRB関野と、オプションQB岡本を中心としたラン攻撃で、得意のボールコントロールオフェンスを展開したい。
 かぎを握るのはオフェンスラインだろう。鹿島戦では巨大なDLに対して、真っ向からライン戦を挑み、見事にそれを制したスカイライナーズだが、リクルートのDLとLBはスピードがあり、バリエーションに富んだフォーメーションを駆使する。
 OLがRBの走路を確保できなければ、パス攻撃が得意ではないだけに苦しい戦いを強いられることになる。

 過去の対戦はリクルートの2勝1敗。しかし、97年には前年度優勝のリクルートが1部再昇格直後の日産プリンス(当時はパルサーズ)に初戦で敗れるという波乱が起こった因縁の対決。リクルートはこの敗戦が響いて連覇を逃した。今年もディビジョン優勝を占う上で重要な対戦だ。
 今季Xリーグ前半戦のハイライトゲームといってもいいだろう。