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リクルートVS 東京三菱銀行
CENTRAL単独首位のリクルートがファイナルへ王手!
 鮮やかな快勝で、前半戦の“天王山”日産プリンス東京戦を制し、CENTRAL単独首位のリクルートシーガルズと、初戦でやはり日産プリンス東京を下しながらも、その後は連敗中の東京三菱銀行センチュリアンズが10月22日西武ドームで対戦する。
 ファイナル6進出に王手をかけたリクルート。そしてこの試合を含め残り試合を連勝すれば、初のファイナル6進出も夢ではない東京三菱銀行。この両者の熱い戦いを期待しよう。

 今季のリクルートはディフェンスが好調だ。とにかく失点をしない。
 初戦の学生援護会戦でこそ、立ちあがりにFGを許したものの、その後、前節の日産プリンス東京戦まで無失点が続いている。

 特に前節では、試合時間48分のうち実に34分にも及ぶ、日産プリンス東京のボールコントロールに翻弄されつつも要所で集中力を発揮。終わってみれば321ydものゲインを許しながらも、無失点と完全に日産プリンス東京を封じ込める結果となった。
 DT池之上、LB世利といったベテラン陣とDE木下、LB石山ら、次代のリクルートを担う世代との融合が見事に結実した結果とも取ることができそうだ。

 リクルートの世代交代は、オフェンスでも徐々に進んでいる。前節の日産プリンス東京戦ではそれまでの2戦に先発出場したQB松本にかわり、井上を先発させ、周囲を驚かせた。
 チーム2年目のQB井上は、少ない攻撃機会にも関わらず、見事にオフェンスを牽引、チームを3連勝に導いた。
 また、RBではやはりチーム2年目の古谷がここまでの3試合で25回256ydとアベレージで10yd以上の記録を残す大活躍を見せている。
 ベテランと若手とが一丸となって日本一奪回をめざすリクルート。この試合でもその力を発揮することができるかどうか期待したい。

 一方の東京三菱銀行はオフェンスの不振が深刻な状況だ。白星を飾った日産プリンス東京戦で奪った1TD以来、ここ2試合は完封が続き得点を挙げていない。
 第2戦の学生援護会戦で、エースQB北沢が負傷したことも大きな痛手には違いないが、ランプレーの不調が大きい。

 RB森分を中心として展開される東京三菱銀行のランニングアタックだが、オフェンスラインとバックフィールドとのタイミングがいま一つ。RBがスクリメージに到達する前にプレーが崩れている場面すらも、多々見られる。
 DE本間、辰巳らを中心としたディフェンス陣の、能力を最大限に引き出すためにも、ランプレーでの時間消費が可能になるよう改善が望まれる。

 試合はファイナル6進出濃厚のリクルートが主導権を握るものと思われる。リクルートとしてはこの試合でファイナル6進出を確定して最大のライバル・鹿島との戦いに臨みたいところ。
 また、リクルートが続けている無失点の記録もどこまで伸ばせるかもみどころの一つだろう。

 東京三菱銀行にとってはQB北沢の復帰が待ち遠しいところだが、果たしてリクルートの強力ディフェンス相手にボールコントロールできるかどうか。まだファイナル6進出の可能性が残るだけに、熱い戦いを期待したい。