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レナウンVS クラブダイノス
パスのレナウン、ランのクラブダイノス。目指すは「まず1勝!」
 富士通のオフェンスを0TDに押さえながら、1プレーのパントリターンで敗戦を喫したレナウンローバーズと、王者シルバースターを最後まで苦しめたクラブダイノス@BΛNKが、東京ドームで10月3日に対戦する。

 初戦で上位の強豪を苦しめながらも、星を落した両チームの対戦だけに、1つの勝ち星をめぐる熱戦が期待できる。
 勝敗のカギを握るのは両チームのオフェンス陣だろう。というのも強豪チームを苦しめた両チームとはいえ、レナウンが137ヤード獲得で無得点、クラブダイノスも162ヤード獲得で1TDと、ともにオフェンスの出来が決して良かったとは言えないからだ。

 レナウンは、昨年来チームの大黒柱として復活したQB八木のパッサーとしての能力を生かし、従来以上にパスにこだわったオフェンスを展開する。しかし思うように展開できていないのが現状のようだ。
 富士通戦ではパスで124ヤードを獲得しているものの、QB八木が自らの足に頼らざるを得ない状況も見られた。QB八木のラン獲得ヤードが、7回でマイナス37ヤードという数字がそれを物語る。
 また、RB池田、田中が中心となって展開するランプレーも二人合わせて18回で60ヤード、平均で3.3ヤードとやや力強さに欠ける。
 この二つを考え合わせると、オフェンスラインのランブロック、パスプロテクションに課題があるようだ。オフェンスライン陣が奮起して、QB八木を筆頭としたバックフィールド陣の能力を生かすことが出来るかどうか。

 一方のクラブダイノス。レナウンとは対照的に、オプション中心のここ数年のスタイルを崩していない。QBは大塚、黒川に加えて今季新加入のQB森田(ペンタオーシャンから移籍)と個性の違う3名が揃う。
 しかしながらオプションの完成度が昨年以上になっているかといえば、疑問符がつく。シルバースター戦ではランの総獲得ヤードは132ヤードだったが、そのうちの60ヤードはQB森田が第4Qに独走で稼いだもの。これを差し引くと、34回72ヤード(平均2.12ヤード)と全く振るわない。
 QB森田の独走が唯一のTDにつながったことを考慮したとしても、いま一つ力強さが欲しいところだろう。

 試合はパスのレナウン、ランのクラブダイノスという全く正反対の両者の力比べとなる。レナウンにとってはQB八木にパスを確実に投げさせることが出来るかどうか。またクラブダイノスにとっては、ダイブ、オプションといったプレーでドライブ出来るかどうか。いずれにしてもオフェンスラインの出来が勝敗を左右するだろう。
 ここ数年下位に低迷している名門レナウンとクラブダイノス。不振から脱出するためには、まず1勝が欲しいところだろう。その第一歩となるはずのこの試合、勝利の女神はどちらに微笑むだろうか。