解説記事
グリーンボウルトーナメント 5月14日第一試合
松下電工 14−6 マイカル

松下電工が逆転勝利。決勝進出。

 グリーンボウルトーナメント準決勝第一試合は、マイカルベアーズと松下電工インパルスの一戦。

 立ち上がり、互いにパントを蹴り逢う展開が続く中、先にペースを掴んだのはマイカル。第2Qの3分頃、自陣28ヤード付近で、パントスナップされたボールを松下電工のP太田がはじいたところにマイカルディフェンス陣が猛然とラッシュ。これを確保して、ゴール前10ヤードと絶好の得点機を得る。このチャンスにRB波武名、徳重のラン、QB辻のキープなどで攻め込むものの、エンドゾーンには至らずFGトライ。まず3点を先制する。
 後半開始早々、松下電工の1stシリーズでQB高橋の投げたパスを、マイカルFS松井がインターセプト。自陣34ヤードからのオフェンス、RB波武名の52ヤードランも飛び出し、ゴール前3ヤードまで攻め込むが、ここもFGの3点にとどまる。

 続いてのシリーズで松下電工が反撃に転じる。KR樫野の40ヤードビッグリターンをきっかけに、QB高橋からTE門脇へのパス、QB高橋のキープなどで、ゴール前16ヤードまで陣地を進めると、最後はピッチを受けたRB安藤が走り込んでTD。TFPも決まって、7−6と一気に逆転する。
 終了間際にも、敵陣45ヤード付近からRB小林が、持ち前のスピードで相手ディフェンスを抜き去り独走TD。ゲームに決着をつけた。

 松下電工・村上監督は「オフェンスに力がないから、こういうカタチでしか勝てない。ディフェンスがゴール前でよく踏ん張ってくれた」と苦笑い。



グリーンボウルトーナメント 5月14日第二試合
アサヒ飲料 16−10 イワタニ

イワタニの反撃届かず。アサヒ飲料が貫禄勝ち。

 グリーンボウルトーナメント準決勝第二試合。99年WESTチャンピオン・アサヒ飲料チャレンジャーズが登場。フューチャーズを完封で倒し、波にのるイワタニサイドワインダーズと対戦した。

 開始早々、キックオフのボールをイワタニのリターナーがお手玉。アサヒ飲料がそれを奪い取って、敵陣26ヤードといきなりのチャンスを得る。先発QBは移籍の新生、RBは新人の花房というフレッシュな布陣。5プレーでゴール前1ヤードと攻め込むが、イワタニのディフェンス陣も踏ん張り、FGの3点に止める。
 アサヒ飲料は次のシリーズでも、QB新生からWR玉井へのパス、RB横山のランなどで前進。最後はWR玉井への17ヤードTDパスが決まり10−0。リードを広げる。

 今年創部30周年を迎えるサイドワインダーズも意地を見せる。アサヒ飲料のオフェンスをDL金田、LB柿木らの踏ん張りでしのぐと、前半終了間際には、SF山本が敵陣の深いところでインターセプト。このチャンスにオフェンスが応え、QB松本からWR下里へ29ヤードTDパス。10−7と追い上げる。
 さらに後半のイワタニ1stシリーズ。自陣25ヤード付近から蹴ったパントのボールを相手リターナーがはじき、イワタニがリカバー。これをFGの3点につなげ、前半と全く逆の展開で10−10。ついに同点に追いつく。

 しかし、イワタニの反撃もここまでだった。このあとはアサヒ飲料ディフェンス陣がよく引き締めて、ファーストダウンすら与えない。オフェンスも交代出場した新人QB桂のパス、RB横山のランを軸に攻め、2本のFGを奪って16−10。決勝へと駒を進めた。

 一時は同点となる展開に、アサヒ飲料・藤田ヘッドは「相手の気迫に押されて恥ずかしいゲームをした。もう少し個人のスキルを上げていかないと安定しない」と振り返った。



大会概要に戻る