解説記事
パールボウルトーナメント 5月20日第一試合
リクルート 42−17 学生援護会

リクルートが学生援護会を圧倒

 リクルートシーガルズがコンスタントに得点を重ね、学生援護会ロックブルに快勝した。

 リクルートは、第1Q1分5秒にDB久乗が学生援護会QB吉田の投げたパスをインターセプト。敵陣49ヤードから攻撃を開始する。リクルートQB井上はSB川瀬へのパスを成功させ、ゴール前2ヤードに。ここでRB米田が飛び込み先制(TFPキック失敗)。
 第2Qに入り、学生援護会K白鳥が18ヤードのFGを決め、3−6と追い上げるが、リクルートは11分49秒に再びRB米田の3ヤードランTD(2ポイントコンバージョン成功)で14−3とリードを広げる。
 さらに12分26秒には、DB寺田のインターセプトから攻撃権を獲得。QB井上からエンドゾーン左サイドにいるWR河本へのTDパスがヒット、21−3で前半を終了する。

 第3Q1分33秒。学生援護会にビッグプレーが飛び出した。パスブロックされたボールを学生援護会NG星野がキャッチ、そのまま33ヤードを走りTD。10−21と試合の流れが、学生援護会に変わりつつあった。

 しかし、リクルートはその後の攻撃シリーズで、WR寺尾への21ヤードTDパスが通り、28−10。10分30秒にはリクルートKR渡辺が70ヤードのビッグパントリターンTD(2ポイントコンバージョン失敗)を奪い、34−10。
 第4Qには、両チームともにTDをあげ42−17でリクルートが危なげなく勝ち、準決勝進出を果たした。

 リクルート・大橋ヘッドコーチは「前回の試合と比べると、調子が上がってきている。公式戦をやっている以上、一戦一戦を全力を尽くしていきたい」と3年ぶりパールボウル優勝に無欲で挑む。



パールボウルトーナメント 5月20日第二試合
鹿島 21−7 ペンタオーシャン

鹿島が苦しみながらも、6年連続ベスト4進出

 鹿島ディアーズがX2のペンタオーシャンパーレーツに苦しみながらも押し切り、21−7で勝利。6年連続ベスト4進出を決めるとともに、3連覇に大きく前進した。

 激しく降る雨の中での熱戦だった。鹿島はQB鈴木のパスを中心にファーストダウンを重ね、10分32秒に、RB池元が1ヤード中央ダイブでTD。
 さらに11分15秒には相手ファンブルボールをDB佐山がリカバー、このチャンスにRB池場、QB鈴木のランプレーでファーストダウンを更新、ゴール前1ヤードに。第2Q56秒、RB山本がTD、14−0と着実にリードを広げる。
 しかしその後は、凡プレーの連続で追加点を奪うことができない。

 第3Qに入り、ペンタオーシャンは新人QB川嵜(立命館大)からRB古谷へのパス、ランで敵陣9ヤードまで攻め込む。そして再びRB古谷が2度走り込んでTD。7−14と1TD差に持ち込む。
 ペンタオーシャンはその後も古谷、池田のランで鹿島陣内31ヤードまで攻めるが、LB百瀬にインターセプトされ攻撃を断ち切られる。

 第4Q、鹿島は新人RB平手(近大)のランプレーを中心に前進を図り、3分46秒にQB笹野が8ヤードを走りTD。待望の追加点を奪い、勝利を決定付けた。

 鹿島・金氏監督は「今年はじっくりやる方針だが、チーム全体の問題がありすぎる。鬼コーチがいないとだめなのかなぁ」と3連覇に向け、いまひとつ調子の波に乗らないチームに不満たっぷり。



パールボウルトーナメント 5月20日第三試合
オンワード 52−0 レナウン

オンワード大量得点でレナウンを一蹴

 ライバル対決となったオンワードオークスとレナウンローバーズの戦いは、オンワードが今回パールボウルトーナメント1試合最多得点となる大量52点を奪い、レナウンを一蹴。ベスト4進出を決めた。

 オンワードは、試合開始から攻撃を確実に得点に結びつける。第1Q、5分23秒にまずRB真柄が2ヤードを走りTD。続く14分7秒にはQB富澤からTE枡田への4ヤードTDパスで14−0とする。
 第2Qに入ってもオンワードの攻撃は止まらない。QB富澤のパスが冴えわたる。WR福田へのパスで敵陣11ヤードへ。続くWR斎藤へのTDパスが通る。9分49秒には新人K片山(法政大)が36ヤードFGを決めて3点追加。
 さらに12分11秒には、レナウンのパンターがスナップキャッチをミスしてセーフテイーで2点を追加し、13分9秒にも、QB富澤からWR渡部への23ヤードTDパスが決まって、前半だけで32−0と試合を圧倒する。

 オンワードは後半も20点を奪い、結局52−0で勝利をおさめた。レナウンは得意のパスが決まらず、3インターセプトを奪われるなど、僅か39ヤードの獲得。トータル獲得ヤードも58ヤードに終わってしまった攻撃が悔やまれる。

 オンワード・野田監督は「前の試合での反省点がきっちりいかされていた。意欲の感じられる試合だっただけに満足。次のリクルート戦は真摯に取り組んで戦う」と淡々と優勝を狙う。



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