パールボウルトーナメント
5月20日 第一試合
リクルートシーガルズ VS 学生援護会ロックブル
 パールボウルトーナメント5月20日の準々決勝3試合は、いずれも「同業決戦」となった。その第一弾がメディア対決。リクルートシーガルズVS学生援護会ロックブルだ。

 リクルートは若手選手の頑張りで、初戦・富士通フロンティアーズを14−0で破り、2年ぶりの優勝を目指す。対する学生援護会は1回戦・ハスキーズを33−0と大勝したものの、続く2回戦では後半、シルバーオックスのディフェンス陣にてこずり、16−0で準々決勝進出を決めた。
 リクルートは、QB高橋・井上が指揮する攻撃が、まだまだタイミングがあわず、リズムがないが、これもきっちり修正してくるはず。逆にオールジャパンクラスのDL池ノ上、LB遠藤などを擁するディフェンスは、富士通の執拗な攻撃を食い止め、得点を許さず仕上がりの良さをみせつけた。

 学生援護会は、これまで2試合で得点を許さなかったデイフェンス陣の活躍が光る。なかでも、昨年W杯日本代表に選ばれた新人DL川瀬(帝京大)は、すでにレギュラーとして相手オフェンスラインを威圧している。この好調なデイフェンスが、変化に富む攻撃を仕掛けてくるリクルートをどこまで防ぎきることができるかが、勝利への大きなポイントとなるだろう。

 リクルート有利で試合は展開するだろうが、学生援護会がロースコアに持ち込むことができれば、勝機が見えてくる。



パールボウルトーナメント
5月20日 第二試合
鹿島ディアーズ VS ペンタオーシャンパイレーツ
 第二試合は、鹿島ディアーズとペンタオーシャンパイレーツの建設業対決。

 鹿島は初戦で苦しみながらも13−9で、すかいらーくスカイラークスを下し、3連覇に向けて勝ち上がった。まだ春先ということとレギュラーメンバーが故障で出場しなかったこともあってか、攻守にミスが目立ち、鹿島本来の強さを発揮してはいなかったが、初戦がいい薬となってチームを仕上げてくるはず。

 対するペンタオーシャンは1回戦で富士ゼロックス TEAM XEROXを26−0で快勝、2回戦は、ゴールデンゴーズの攻撃に苦しみながらも21−13で下し、2年連続ベスト8入りを果たした。
 攻撃は、やはり得点源であるエースRB古谷の走りが期待される。古谷のスピードが、鹿島の強力ディフェンスに通じるかどうか。またオプションQBである新人・川嵜(立命館大)のゲームプランがどこまで通用するのか。

 もうひとつのみどころは、鹿島・金氏監督とペンタオーシャン・左瀧監督をはじめ、両チームともにコーチ陣、選手に京大OBが多く、京大対決でもあるところ。
 実力的には鹿島だが、頭脳戦でペンタオーシャンがどこまで迫っていくのか、楽しみな一戦だ。



パールボウルトーナメント
5月20日 第三試合
オンワードオークス VS レナウンローバーズ
 これまで数々の名勝負を繰り広げてきたアパレル対決。

 オンワードオークスは、パールボウルで過去最多5回の優勝を誇っている。しかしこのところは決勝に進出するものの、優勝に恵まれていないだけにこの一戦を制し、6年ぶりの優勝に突っ走りたい。
 攻撃は、昨年秋から成長したQB富澤が指揮し、空中戦を得意とする。初戦となった東京海上ドルフィンズ戦では16−9と攻撃が爆発しなかったが、要所では光るプレーを展開させた。

 一方のレナウンローバーズは、1回戦で三和銀行ラークヒルズに25−7で勝ち、2回戦の東京ガスクリエイターズには34−6と快勝した。
 いずれもオフェンス陣が好調で、なかでもパッシング能力の高いQB八木がショート、ロングともに正確に投げ分ける充実ぶり。特に東京ガス戦では2TD、197ヤードをパスで獲得する活躍をみせただけにオンワード戦でのパフォーマンスが期待される。

 両チームともにパスを中心とした攻撃を展開するだけに、デイフェンス陣がこれを如何に防ぐかがポイントとなる。