鹿島ディアーズ VS リクルートシーガルズ
ライバル対決!!記念大会を飾る好カード!
 第25回記念大会の対決は、3連覇を狙う鹿島ディアーズと2度目の優勝を目指すリクルートシーガルズとの一戦となった。

 鹿島は2回戦、準々決勝と不本意な仕上がりだったが、準決勝アサヒビールシルバースターとの対戦では、本来の粘り強い試合展開で7−0と勝利した。
 対するリクルートだが、準々決勝以外の2試合は苦しい内容だ。特に準決勝オンワードオークスとの戦いでは、第1Qに13点をリードされる思わぬ展開。しかしRB米田・古谷の若手ランナーがTDを奪い、逆転で決勝進出を果たした。

 レナウン、オンワードに次ぐ3連覇に王手をかけた鹿島の金氏監督は「リクルートは爆発力のあるチーム。食い下がっていいゲームをしたい。やるからには勝ちたい」と抱負を語る。
 また激戦をくぐり抜けてきたリクルートの大橋ヘッドコーチは「鹿島との試合はいつもうちに分が悪い。昨年秋にも苦杯を舐めているが、挑戦者として粘っこいゲームをしたい」とリベンジを誓う。

 試合は、パスに急成長をみせる大型QB井上を中心とした「リクルートのオフェンスをウチ(鹿島)のデイフェンスが止めることができるか」と金氏監督が指摘するとおり、リクルートオフェンス対鹿島デイフェンスが勝負の分かれ目となろう。

 また「20点以内に抑えたい」と金氏監督がいえば、「2TDくらいの失点に抑ええ込みたい」と大橋ヘッドも同様の考えだ。両チームの実力が伯仲しているだけにロースコアゲームとなり、僅差での試合展開になるだろう。

 鹿島は3年連続4回目、リクルートは3年ぶり2回目の出場だが、両チームともパールボウルで負けていない。この「不敗記録」を継続させるのは、果たしてどちらか。


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