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解説記事
法政大学 VS アサヒ飲料
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒ飲料チャレンジャーズ 7 21 7 17 52
法政大学トマホークス 0 0 0 13 13

“We gatta chance to WIN !” 挑戦者達の初登頂!!
画像  ミレニアムシーズンのフィナーレを飾る日本選手権・第54回ライスボウルは、東京ドームに3万人の観衆を集めて行われ、社会人王者・アサヒ飲料チャレンジャーズが、学生王者・法政大学トマホークスを52−13と大会史上二位タイ記録となる大量得点差で下し、初優勝した。

 今季、社会人随一の鉄壁ディフェンスを誇るアサヒ飲料に対して、ミルズ杯受賞のQB井川の操るスピード溢れるオプションプレーがどの程度通用するかが論点となっていた。アサヒ飲料は、過去に体験したことのないオフェンススタイルに、準備期間が約2週間というハンディ感じていたが、その少ない準備期間に対する不安を露呈してしまったのは、法政大学であった。
 「甲子園ボウルに全てを賭けてきた学生達にとって、気持ちの切り替えは容易ではなかった」(法政・大森監督)というように、序盤戦からミスを連発してしまう。

 第1Q。法政大は不正なパントから、アサヒ飲料に絶好のフィールドポジションを与えると、QB桂からRB中島へのパスであっさり先制を許す。
 対する法政大は、今まで猛威を奮ってきたRB白木のダイブを完璧に止められると、アサヒ飲料の反応の速さを逆手に取ったプレーアクションパスやスローバックのパスを繰り出すものの、決定的なゲインが奪えず、次第に焦り始める。

 第2Q開始早々。法政大QB井川は、アサヒ飲料フロント陣の激しいプレッシャーに、たまらずパスを置きに行ったところをDB内田、大島と立て続けにインターセプトを浴び、攻撃権を失ってしまう。そして、プレーオフに入って、ノリにノっているRB中村多聞にパワープレイでTDを奪われ、0−14と差を広げられる。

画像  リーグ戦では考えられないミスに動揺した法政大は、続くシリーズでも痛恨のパントミス。敵陣から得たチャンスに、アサヒ飲料WR西岡が28ヤードのTDレシーブ。瞬く間にリードを21点と広げる。
 さらに続くシリーズでも、アサヒ飲料DB山のパントブロックが飛び出し、RB中村が2本目のTD。前半を終わって28−0と一方的な試合展開となる。

 後半に入り、何とかモメンタムを引き寄せたい法政大だが、またしてもミスから追加点を許してしまう。
 法政大のキャッチミスで浮いたボールをインターセプトしたDB大島が、そのままサイドラインを駆け抜け、56ヤードのリターンTD。その後もRB中村、吉田のTDラン、K田中の45ヤードFGを追加。一時はライスボウル史上最多得点差となる52−0を記録するなど、息も尽かさぬ怒涛の攻撃で法政大を圧倒する。

 3年前の鹿島戦で完封負けを喫している法政大は、最後の最後で学生王者の意地を見せ、残り時間2分を切ってから、QB井川からWR日目へのTDパス。オンサイドキックも成功させると、今度は完封されていたRB白木のダイブプレーでも得点を挙げたのが来季へ向けての収穫となった。

 最優秀選手(ポールラッシュ杯)には、東京スーパーボウルに続き、138ヤード、3タッチダウンのアサヒ飲料RB中村多聞が選出された。

 「ウチの主力は学生時代は無名だった選手達。彼らに“一流の意識”を教えてくれたトムプラットコーチに心から感謝したい」と藤田ヘッド。「選手達も含め、ここからがまた新たなスタートです」とディフェンディングチャンピオンとなる2001年シーズンに向け、志を刻んだ。



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