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解説記事
アサヒビール VS 五洋建設
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 7 10 7 7 31
五洋建設パイレーツ 0 0 3 0 3

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注目対決はシルバースターの貫禄勝ち!本気の2連勝!
 開幕戦でレナウンを大差で下し、上々のスタートを切ったアサヒビールシルバースターと、Xリーグ初挑戦ながら強豪リクルートを最後まで苦しめた気鋭の五洋建設パイレーツが、10月2日東京ドームで対戦した。

 あのリクルートをあと一歩のところまで追い詰めた五洋建設。シルバースター相手にどこまで食い下がることが出来るか。
 また一方、好調なスタートを切ったシルバースターの今季の実力は如何なるものか、注目された一戦だったが、結局31−3の大差でシルバースターが五洋建設を下し、TOPリーグの厳しい洗礼を浴びさせる結果となった。

 シルバースター注目の先発QBは金岡。QB金岡は第1Q、RB斉藤や自らのスクランブル、最後はWR稲垣へのパスで先制のTDを奪うと、第2QにはWR中尾への80ヤード特大ロングパスで14−0とし、効率よく得点を重ねていく。

 第2Qには、相手のミスから掴んだ敵陣15ヤードからのチャンスを得点に結びつけることに失敗するものの、続く自陣36ヤードからのオフェンスをランとパスをバランス良く織り交ぜ前進。FGに持ちこみ17−0として前半を終え、バトンをQB東野に引き継いだ。

 一方の五洋建設はQB川嵜が先発。試合開始直後こそRB古谷のスピードや、QB川嵜自身の脚力を生かしたプレーを試みるものの、LB玉井やDE荒川を始めとしたスピード豊かなシルバースターディフェンス陣を前に思うようなゲインを奪えない。
 ならば、とパスを試みればパスプロテクションがもたずQBサック、インターセプトをシルバースターに献上してしまうなど、良いところなく前半を折り返す。

 しかし、後半最初にチャンスを掴んだのは五洋建設の方だった。後半最初のシリーズで自陣36ヤードからの2ndダウン2。QB川嵜からハンドオフを受けたRB池田がスルスルと中央付近を抜けると一気に加速。敵陣22ヤードまでボールを運ぶ。
 相手オフサイドの反則もあってTDの絶好機かと思われたが、2nd、3rdダウンで立て続けにパスを失敗。結局FGの3点のみに止まった。

 シルバースターは後半からQB東野を投入。後半最初のシリーズこそ味方のミスやQBサックなどでパントを強いられるが、その直後に五洋建設がファンブル。このボールをシルバースターディフェンス陣が押さえ敵陣13ヤードからという絶好のチャンスを得る。
 ここでQB東野はWR藤江に落ち着いてパスを決めてTD。24−3と大きく試合をリードする。

 試合はこのあと、シルバースターのミスばかりが目立つようになる。シルバースターのPRがボールを落し、攻撃権を五洋建設に渡したと思えば、QB東野はサックされた拍子にファンブルをし、ターンオーバー。
 第4Qに入って、QB東野がWR橋詰などにロールアウトから目の覚めるようなパスを連発。追加のTDを奪い、ようやく試合が引き締まったものの、試合を通じて3回のFGの失敗などキッキングに大きな課題を残す結果となった。

 試合後シルバースター阿部監督は「ミスが多かったのは、それだけ五洋建設に力があったということ。キッキングはK、Pとも人材が揃っているので、リターナーを始め、他の選手の意識を高めなければ」と反省しきり。また、次節にオンワードスカイラークス戦を控えていることを踏まえ「納得行くカタチでゲームに臨めるよう明日から練習を開始する。これからもQBは東野と金岡で良い方を使う」と語った。

 五洋建設にとっては大差の敗戦。五洋建設の左瀧監督は「実力ということでしょう。選手層が薄く怪我人が出ると辛いので、控え選手の底上げが必要。ただ、リクルートとああいう試合をやったおかげでシルバースターも本気で準備してきてくれた。これはチームにとって大きな収穫」と語った。
 また、期待された五洋建設QB小川の登場はこの日はなかった。