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解説記事
アサヒビール VS LIONS
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 3 0 3 7 13
LIONS 0 7 0 3 10

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シルバースターが土壇場で逆転劇!LIONSは惜敗。
 今季絶好調のQB金岡、東野率いる超ハイパーパスオフェンスのアサヒビールシルバースター。DL西村、栗原、渡辺、三谷率いる鉄壁のディフェンスを誇るLIONS。

 CENTRAL第4節の注目対決は、土壇場で底力を見せたシルバースターが13−10で競り勝ち、勝ち点8としてFINAL6進出を決めた。
 ON−SKY、リクルート、そしてアサヒビールと、リーグの強豪を相手に一歩も引けを取らなかったLIONSは、1勝3敗となり、プレーオフ進出の夢は消えた。

 「接戦は覚悟していたが、本当に強かった。フットボールを良く知っている」と勝利したもののLIONSの組織力、個人能力の高さに舌を巻いたシルバースター阿部監督。敗れはしたもののLIONSの勢いが目立ったゲームとなった。

 シルバースターの先発QBは東野。テンポの良いオフェンスで、2度の3rdダウンをTE橋詰、WR藤江へのパスで更新。K山口の32ヤードFGで先制するものの、シルバースターのオフェンスはこのシリーズ以降、ほぼ完璧に封じられてしまう。

 LIONSのブリッツを想定し、モーションを使ってかく乱作戦に出たシルバースターだが、それに動じずディフェンスラインが激しいプレッシャーをかけ、DB前田のインターセプト、DL西村のQBサックと、前半戦の主導権を握ったのはLIONSだった。

 第2Qに入ると、代わったばかりのQB金岡から再びDB前田がインターセプト。敵陣23ヤードからと絶好の攻撃権を得たオフェンスが、その頑張りに応えた。
 RB西澤、QB木目田のキープでゴール前1ヤードへ運ぶと、FB横倉へ3回連続ダイブプレーとライン戦を挑み、シルバースターの壁を遂に突破してTD。7−3と逆転に成功する。

 第3Qに入ると、シルバースターも負けてはいない。
 RB吉岡と中村(友)の力強いランとパスを足がかりに、LIONSのパスインターフェアにも助けられて、K山口が2本目のFGを成功。6−7と1点差に迫る。

 一方LIONSのオフェンスは、シルバースターLB玉井、今野らのギャングタックルにオフェンスの決め手を欠いたまま、第4Qを迎える。

 ここまでシルバースターディフェンス陣の鋭い出足に手こずり、ランプレーに活路を見出せずにいたLIONSは、一転パスプレーに切り替える。
 WR千葉、TE増田へのショートパス、相手のリアクションの早さを利用したプレーアクションパスで、12プレイ(約7分間)を費やし敵陣に入ると、最後はK沖が31ヤードFGを成功させ、待望の追加点。10−6とリードを広げ、モメンタムは一気にLIONSへと傾いた。

 しかし、「これが上位チームとの決定的な差」と大村ヘッドコーチが悔やんだ超ビッグプレーが、LIONSの夢を切裂いた。

 三つ巴でプレーオフ進出を狙うには、3点差では充分でないLIONSのオンサイドキックを、敵陣45ヤードでリカバーしたシルバースターのオフェンスシリーズ。
 LIONSディフェンスに完全に追い詰められながらも、QB金岡が4thダウンギャンブルからディープゾーンでオープンになったWR藤縄への起死回生のロングパスをヒット。
 続くFB吉岡が2ヤードを飛び込んで、遂に13−10と逆転。激しいディフェンシブゲームを征したシルバースターがFINAL6進出を決めた。

 「リクルートにはここ数年勝っていない。是非勝ちたい」と阿部監督。厳しい戦いを乗り切って、狙いは早くも最終節でのリクルート戦へ向いていた。