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解説記事
LIONS VS 五洋建設
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
LIONS 10 7 0 0 17
五洋建設パイレーツ 0 0 0 6 6

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“旋風”達のファイナルマッチ!LIONSに凱歌。
 ともにリーグ最終戦。初戦からの善戦むなしく入替戦出場の可能性がかかるLIONS、五洋建設パイレーツの両チーム。
 勝って自力でX残留を決めたいLIONSと、X初白星と入替戦回避をかけたい五洋建設。目の離せない一戦が、ハマ風吹くヨコハマスタジアムで行なわれた。

 試合は序盤から緊迫したムードに包まれていた。先に攻撃権を手にした五洋建設は先発QBに川嵜を起用。「鉄壁」LIONSを前にダウン更新2回を含む9プレー、ノーハドルで一気に44ヤードをゲインする。
 敵陣21ヤードまでボールを進め、FGを試みるも、LIONSのCB竹高にブロックされ、先制のチャンスを逃す。

 「あのFGが決まっていれば・・・」と、ふり返る五洋建設の左瀧ヘッドコーチ。いち早く試合のモメンタムを引き寄せようと先手をうった五洋建設にとって、このFG失敗は大きな誤算となり、攻守の歯車が微妙にズレを生じる。

 その次のシリーズでLIONSはFGを決めてあっさりと先制。
 キックオフリターンでのファンブル、反則、立て続けのQBサックと、焦りの出てきた五洋建設の隙をLIONSは決して見逃さなかった。
 LIONS自陣15ヤードからのオフェンスで、RB西澤が84ヤードを走りきってTD。突き放しにかかる。

 もはやおなじみとなった“超攻撃型”LIONSディフェンス。CB小林、久乗らがパスターゲットにぴったりと張り付き、DL西村、三谷、栗原、渡辺らフロント陣がボールキャリアに襲いかかり、五洋建設オフェンスを封じ込める。

 第2Q終盤、LIONSはパントフェイクからのプレーでダウンを更新し、敵陣39ヤードまで進む。
 ここでQB木目田からWR千葉への38ヤードTDパスが決まって、17−0。すでに試合のモメンタムはLIONSの手のなかにあるかのように思われた。

 しかし、今季はディフェンスも安定していた五洋建設。同じくデェフェンスで定評のあるLIONSの攻撃型ディフェンスに対して、こちらは徹底したリードタイプの“守備型”ディフェンス。
 派手さこそないものの後半はLIONSオフェンスを無得点に抑え、オフェンスの反撃をじっと待つ。

 QB川嵜に代わってオフェンスの指揮をとるベテランQB小川も、このディフェンス陣の踏ん張りに応えるべく、4thダウンギャンブルを繰り返し選択。また再三ゴール前までボールを進めるものの、LIONSディフェンス陣の厚い壁の前にあと一歩が及ばない。
 第4Q残り2分。QB小川からRB古谷への28ヤードのパスが通って、意地の1TDを挙げるに止まった。

 試合後、バンザイをするLIONS選手達を横目に「今日は典型的なウチのパターンで勝てたが、完成度の高さが問題。ディフェンス様々の1年でした。チームの地力不足を感じます」とLIONSの大村ヘッドコーチ。
 合併後、新チームを主将としてひっぱってきたDL西村も「今シーズンは惜しい試合が多かった。このメンツでなら今年は70点。来年はもっとオモシロイ試合をしたい」と抱負を語った。

 また惜しくも入替戦出場が決定的となった五洋建設の左瀧ヘッドコーチは「Xのチームはミスにつけこんでくるのがうまい。入替戦については一度チームを落ち着けてから考えていきたい」と言葉少なだった。

 可能性を十二分に秘めた両チームがどのような姿で再び戻ってくるのか、来季も目が離せない。