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試合のみどころ
LIONSVS 五洋建設パイレーツ
台風の目の最終戦。QBの因縁対決にも注目!
 いよいよ最終戦。初戦の善戦から大きな話題を呼んだ両チーム、これまで1勝3敗のLIONSと4戦全敗の五洋建設パイレーツが11月3日(土)横浜スタジアムで対戦する。

 全敗の五洋建設がこの試合に勝つことが出来れば、レナウン、LIONSとの三つ巴となり、入替戦回避の望みが出てくる(三つ巴の場合、当該チームの得失点差で順位が決定)。
 一方のLIONSにとってもこの試合に勝って、自らの手でX残留を決めたいところ。それだけに今季の総決算となるこの一戦は、どちらも譲れないところ。

 LIONSは今季、旋風を巻き起こした。
 「合併チーム対決」として注目を集めた初戦のON−SKY戦で7−14と惜敗。「LIONS強し」の評がリーグに響き渡った。
 第2節のレナウン戦を28−0と完封勝利。続く第3節のリクルート戦でも、3−6とわずか1本のTDを許すのみ。そして第4節のシルバースター戦では惜しくもFG差で逃げ切られた。

 4戦して1勝3敗の戦績ではあるが、1試合平均の喪失距離わずか125ヤード。またここまでの総失点33点はシルバースターと並んでリーグ最少失点を誇る。

 その原動力となっているのが、ブリッツを積極的に投入する「超」攻撃型のディフェンス。DL西村、三谷、LB稲月、吉野らが雪崩のように相手オフェンスに襲いかかかる。
 しかもCB小林ら能力の高いDB陣がWRにピッタリと貼りついていたのでは、オフェンスとしても打つ手がないというのが本音だろう。この「魅惑のディフェンス」は一見に値する。

 その強力ディフェンスに挑むのが、今季から現役に復帰したベテランQB小川と、若きアスリートQB川嵜が率いる五洋建設オフェンス陣である。
 RB古谷の爆発的なランに加え、今季ベアーズより移籍したSE十文字、主将としてチームをひっぱるWR高下、レシービング記録トップ(第4節終了時点)の新人WR松下らへ放たれるパスが効果的に使われ、ラン、パスともにバランスよい攻撃が展開されそうだ。
 早いリアクションが持ち味LIONSディフェンスを、五洋建設オフェンスがどう揺さぶり、どう混乱させ、どう切り崩せるか。このあたりが勝負のポイントとなるだろう。

 そしてこの試合、もうひとつ注目したいのがLIONSのQB木目田と、五洋建設のQB川嵜の2年目同士のQB対決である。
 この2人の因縁は遡ること3年前、1998年の甲子園ボウル。その劇的な幕切れは、前年の関学、法政の2校同時優勝と並んで、観客に「甲子園の魔物」を知らしめるものであった。

 ましてや、選手たち本人にとっては決して忘れえぬ一戦であることはまちがいないだろう。

 両チームともディフェンスが安定していること、オフェンス陣に得点力がやや欠けることを考慮すると、一つのミスが流れを左右する緊迫したロースコアゲームになると予想される。

 “台風の目の最終戦” 目の離せないゲームである。