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RB三井 (C)Makoto SATO  創部1941年。関西学生リーグで9割超える勝率を誇り、リーグ戦145連勝は未来永劫、決して破られることはないであろう誇り高き金字塔だ。

 近年、学生古豪チームの不振が多い中、「KG」が日本カレッジフットボール界のシンボルとして、常に変わらぬ煌めきを放つのは、進取の気性で新しいフットボールに挑戦するフィロソフィーによるところが大きい。

 この春も建学111周年記念事業の一環として、米国フットボールの発祥チーム、アイビーリーグの名門校であるプリンストン大学を招聘し、大阪ドームで激突。残り時間0秒の逆転FGで惜敗したものの(プ大27−25関学)ドリームマッチに相応しい熱い戦いを繰り広げた。

 その名門・関学が無冠のままであったのが、日本選手権「ライスボウル」であった。
 過去4回出場で5回目の挑戦。「最初の頃に勝たなあかんかった」(鳥内監督)と振り返る学生優位時代でも、85年シーズンに日大出身のQB松岡擁するレナウンに42−45で敗れて以来、91年シーズンのオンワード、シルバースターには連敗(93年、99年シーズン)と、勝ち星に恵まれなかった。(注:ライスボウルは新春ゲームのためシーズン年に1年加えた実施年度)

 2001年。創部60年にあたる節目のシーズン当初に、主将DL石田力哉がぶち挙げた目標は「日本一」。つまりライスボウル制覇だ。
QB尾崎  (C)Makoto SATO  群雄割拠の関西学生リーグにあって、遥か遠くの目標を掲げることは、内外に様々な批判もあったことであろう。
 しかし、彼らは不屈の“有言実行”でやり抜き、最後の舞台でやり遂げた。「こんなことでは社会人には勝てない」を合い言葉にここまで来たのだ。

 3回生のOG金、藏谷を軸に、平均体重110キロを超える関学史上最強といっても過言でないオフェンスライン陣。
 司令塔には3回生エースとして、機動力、パス能力とも申し分のないQB尾崎が、勇敢なプレーでチームを率いる。

 KGオフェンスの要、TEには歴代屈指の職人TE/Pの榊原。RBの“スピンクラッシャー”三井と、「突拍子もないカットバック」(鳥内監督)の大谷コンビ。WR陣には東畠、山本、松山と豊富なタレントが揃う。

 ディフェンスには、史上最強との評判高いDL石田がいる。OT藏谷とともに次代主将候補として人望の厚い3回生DL西村も頼れる存在だ。
 「ようやくフロントが固定した」(鳥内監督)と、ここにきてベストの状態となったディフェンス陣が勝利を呼び込んだ。

 「(石田)力哉が云いだして、我々(コーチ陣)が真剣に取り組めたのは、ライスボウルこそが正念場だという思いからです」と正月返上で指導に当たった関学の小野コーチ。
 この石田の「従来の枠をひとつ超えた発想」(小野コーチ)が指導者層を巻き込んで、KGに新しい歴史の風を吹き込んだのだ。



FINISH RESULT 2001
   9月 2日 65− 7 VS 大阪産業大学
   9月16日 27−10 VS 近畿大学
   9月30日 54− 0 VS 同志社大学
  10月12日 63−26 VS 神戸大学
  10月27日 79− 7 VS 甲南大学
  11月11日 10− 6 VS 立命館大学
  11月25日 34−13 VS 京都大学
甲子園ボウル 12月16日 24− 6 VS 法政大学