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解説記事
リクルート VS 富士通
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
リクルートクラブシーガルズ 7 0 0 17 24
富士通フロンティアーズ 0 7 7 0 14

負けないGULLS!流れを引き寄せて逆転勝利!
 CENTRAL1位のリクルートクラブシーガルスと、EAST2位の富士通フロンティアーズのFINAL6は、第4QにエースRB古谷の2つのTDを挙げたリクルートが24−14で逆転勝利。
 この結果、リクルートは12月1日に大阪市長居球技場で東京スーパーボウル進出をかけて、松下電工と対戦することとなった。

リクルートWR/KR堀江  リクルートオフェンスは、リーグ戦の主体となった2人のスロットバック、ワイドレシーバーを擁したバランス体型に加え、2人のランニングバック、ワイドレシーバーのプロ体型からのパワープレーや、ランディフェンスに強い富士通対策として、パスを投げ分けるショットガン体型と、富士通に攻撃の的を絞らせない作戦に出る。
 対する富士通もリクルートのブリッツディフェンスに対抗する為に、バリエーションに溢れるモーションやシフト、さらにアンバランス体型を効果的に使い、人的オーバーパワーを狙ったランプレーで応戦するという、プレーオフならではのハイレベルな戦術を駆使した見応えのある好試合となった。

 第1Q7分過ぎ、自陣45ヤードの好位置で攻撃権を得たリクルートは、ショットガン体型からQB松本−WR堀江のホットラインパスが瞬く間に決まり、わずか4プレーで先制する。
 先制された富士通は、最初の2シリーズこそ簡単に攻撃権を失うものの、RB森本、飯嶋のラン、SB高橋へのショートパスで徐々にリズムを掴み始めるものの、リクルートの粘り強いディフェンスに得点を奪う事ができない。

 しかし前半終了間際にディフェンスのビッグプレーが流れを変える。
 引き離しにかかったリクルートのロングパスを、富士通S三上が起死回生のインターセプト。この好機に、RB飯嶋のランなどで敵陣深く攻め込むと、前半残り14秒でQB中澤からWR水口へTDパスが成功。7―7の同点で前半を終了した。

 後半に入ってもモメンタムは富士通だ。リクルートのオフェンスを、2シリーズ立て続けにシャットアウトすると、QB中澤が放つキレイな放物線を描いた超ロングパスは、サイドライン際を走りこむWR水口にヒット。そのまま47ヤードのTD。ここで14−7と富士通がリードを奪う。

 この時点まで流れは完全に富士通ペースだった。しかし、第4Qに入ると先制タッチダウンをあげた堀江が、今度はパントリターンでモメンタムを引き寄せる。

 「リーグ戦はあまり僕のところへは蹴ってくれなかったが、今日の富士通は勝負してくれた」と、そのチャンスを見逃さず57ヤードのビッグリターンで一気に富士通陣4ヤードに入ると、最後はRB古谷が2ヤードを飛び込んでTD、ついに同点に追い付く。

リクルートK大久保  一気に気分の乗ったリクルートは、今度はここまで正確無比だったQB中澤のパスを、DB寺田が抜群の読みでインターセプト。
 このターンオーバーから、K大久保が34ヤードのFGを決め、とうとう逆転に成功する。

 さらに意気消沈した富士通のとどめを刺すように、RB古谷がスクリーンパスから32ヤードを走りきってダメ押しのTD。リクルートはリーグ戦同様、ディフェンスが耐えて、オフェンスが少ないチャンスをモノにするパターンで快勝。FINAL6、2連敗の雪辱を晴らした。

 大橋ヘッドコーチは、「点差云々は関係なく、1プレー1プレーに集中し、最後はフィールドで倒れるくらいまでやろうと皆には言いました。そして、それが出来ました」と、会心の笑みを見せた。

 この日は気温13℃と肌寒い中、ポロシャツ1枚でゲーム臨んだ気迫が選手達に伝わった。
 「縁起を担いで次もこれでいきますか」と、初優勝した96年以来の対戦となる次の相手、松下電工戦に向けて手応えを感じているようだ。


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