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解説記事
ファイニーズ VS アズワン
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
ファイニーズフットボールクラブ 0 0 0 14 14
アズワンブラックイーグルス 7 6 0 3 16

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第4Qのワンチャンス。ゲームを決めたパントブロック!
 朝から雨模様の続く西宮球技場。ともに開幕から3連敗、互いに負けられない試合となったファイニーズフットボールクラブとアズワンブラックイーグルスの一戦。

 アズワンの先発QBは「昨晩最終決定した」(義政監督)という中林。この春まではSBを務めていたが、新人QB宮崎の長引く不調もあって、夏から学生時代の古巣(QB)での練習を再開していた。

 そのQB中林。立ち上がりは積極的にパスを投げて攻勢をかける。第1シリーズを1度のダウン更新で終えたあとの第2シリーズ。
 自陣46ヤードからのオフェンス。今度は自らのオプションキープを軸に、RB丹野のラン、TE朴へのパスなどで、ゴール前3ヤードまで陣地を進めると、最後はウィッシュボーン体型からのオプションプレーで、RB長谷が飛び込んでTD。先制に成功する。

 対するファイニーズもQB木下、RB井場らが中心となって、必死に前進を試みるものの、アズワンディフェンスのDB山本(修)、DL石田、LB中山らが好プレーを連発。自陣を脱することすら出来ない。

 2Q終盤。ファイニーズの反則にも助けられて、敵陣45ヤードから始まったアズワンのオフェンスシリーズ。QB中林からWR竹田へ絶妙のパスがヒット。ゴール前25ヤードと一気に前進する。
 このチャンスにRB丹野が、ファイニーズディフェンス陣の激しいタックルを受けながらも、しぶとくエンドゾーンにねじ込んでTD。TFPは失敗したものの、13−0で前半を折り返した。

 後半の第3Qは、互いのディフェンス陣が踏ん張り膠着状態。が、最終Qにゲームが動いた。

 第4Qのファーストプレーから、QB荒木が交代出場するとファイニーズオフェンスがリズムを取り戻す。
 ショットガン体型を軸にオフェンスを進めるQB荒木は、自陣32ヤードからのシリーズをRB井場、木下のランで連続ダウン更新して、敵陣30ヤードへと入る。
 ここでQB荒木から、今度はレシーバーに入った木下へロングパスがヒット。一気にゴール前9ヤードまで進むと、最後はRB井場が駆け込んでTD。7−13。反撃の狼煙を上げる。

 続くアズワンのオフェンスを4回でピシャリと押さえて、自陣31ヤードからファイニーズのオフェンス。しかしQB荒木が3回のパスを失敗、4thダウンパントに。
 ここでアズワンのDB吉田がこのパントのボールをブロック、そのまま押さえ込んでゴール前13ヤードでオフェンスにチャンスを渡す。TDには至らなかったものの、K朴がきっちりとFGを決めて16−7。貴重な追加点を奪う。

 ファイニーズも最後の粘りを見せて、自陣31ヤードからQB荒木の連続パスオフェンスでドライブ。最後はWR吉村へのTDパスで追い上げるものの、2点差を残してタイムアップを迎えた。

 「ウチの課題は後半の粘り、特に第4Qがやっぱり甘い」と義政監督。ようやくの1勝にも次節の結果次第でまだ判らないだけに、その表情は厳しい。
 DB吉田のインターセプトや、値千金のパントブロックには「ウチには派手さがないので、お客さんに喜んでもらえるビッグプレーが出せてよかった」と目を細めた。

 とうとう全敗で最終節を迎えることとなったファイニーズの村田ヘッドコーチは「今季はチームの主力が若手選手へシフトする“産みの苦しみ”の年。最終戦こそミスをなくして必ず勝ちます」と力強く結んだ。