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試合のみどころ
松下電工インパルスVS アサヒ飲料チャレンジャーズ
WEST最大のビッグゲーム!ついにキックオフ!
 「自信をもってプレーしていて、力もあるし、どうやれば勝てるか判っているチーム」とアサヒ飲料の藤田ヘッドコーチが評価する松下電工インパルス。
 一方、松下電工の村上監督は「うちよりもコンスタントなオフェンス陣。そしてディフェンスもランに関しては上である」とアサヒ飲料チャレンジャーズを分析する。

 そんな両チームが、最終節の最終戦で激突。特にアサヒ飲料は負ければFINAL6出場を逃してしまうこともあるだけに、絶対に負けられない一戦だ。
 松下電工も107点差以上で敗れればFINAL6出場を逃すが、さすがにこれは現実として考えられない。しかし、昨年果たせなかった全勝でのWEST優勝のためにも、負けることを考えたくないだけに、壮絶な戦いが繰り広げられそうだ。

 松下電工だが、今季はQB高橋(公)が元気だ。いつもかなりのスロースタートだが、フィールドに登場するや、パスにランに積極的な動きを見せている。
 時折見せるロングパスや、ゴール前でのコーナーをめがけたパスなど、アサヒ飲料戦、そしてFINAL6を見据えたオフェンスを展開してきた。
 もちろんターゲットとなるWRにも人材が豊富だ。古本、塚崎、下川、芝原らがアサヒ飲料ディフェンス陣の裏側に回りこんでQB高橋(公)からのパスを待ちたい。

 タイプの違うランナーが揃うRBも健在だ。安藤や樫野、小林らが、カウンターなどで能力の高いアサヒ飲料LB陣の動きを釘付けにできれば幅広いオフェンスが展開できそうだ。

 ディフェンスは鉄壁の守りを見せる。
 昨年のWESTリーグ戦は、勢いにのるアサヒ飲料の強さが目立ったが、今季は安定した力をもつ松下電工ディフェンス陣の強さばかりが目立つ。アサヒ飲料オフェンスが、これまで通りに“きれいな”フットボールをしてくればこっちのもの。
 気をつけるべきは「死に物狂い」になったときのアサヒ飲料のみだ。

 対するアサヒ飲料は「失敗を恐れず、どれだけ勝負をかけられるか」。それしか勝機が見出せないと藤田ヘッドコーチが言う通り、厳しい戦いになりそうだ。

 QB桂は「QBになりきっていない」(藤田ヘッド)。確かにオフェンス陣の調子が悪い時こそ、QBがペースを作っていかなければならないが、それができていない。
 松下電工の強力ディフェンスを相手にどこまでこちらのペースに持ち込むことができるか。ここがこの試合の最大のポイントになりそうだ。

 また、RBでは中村(多聞)が復帰してランプレーに幅が出てきた。瀬畑もコンスタントに走るが、やはりRB中村の走りには断然パワーがある。知り抜いた松下電工のディフェンスの穴を走り抜けたい。

 ディフェンスでは、LBの河口と山田のプロLBコンビがポジションを入れ替えた。その成果か、イワタニ戦では2人が揃って大活躍。ラン喪失を27回でわずか45ヤードに押さえ込んだ。
 松下電工の村上監督も「ポイントになるのはLBをどうコントロールするか」という通り、この試合でも注目したいポイントのひとつだ。
 この強力ディフェンスに欠点があるとすればパスディフェンスだけ。ゾーンの切れ目へテンポよく決められてしまうと失点を重ねることになるだろう。

 昨年もXリーグで1、2を争う好ゲームとなった両雄の直接対決。リーグ戦では松下電工、東京スーパーボウルではアサヒ飲料、それぞれが勝利を収めて1年ぶりの秋本番。注目の一戦をいよいよ迎える。