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解説記事
アサヒビールシルバースター VS オンワードスカイラークス
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 0 0 7 8 15
オンワードスカイラークス 9 3 0 6 18

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QB小島!気迫のランアタック。昨年の雪辱を果たす!
 全勝のアサヒビールシルバースターと1勝1敗のオンワードスカイラークス(ON−SKY)が東京ドームで激突。ON−SKYは、QB小島のキープで先制するなどアサヒビールを圧倒。後半、同点にまで追い上げたアサヒビールを突き放した。
 これでアサヒビールとON−SKYはともに2勝1敗。CENTRALはFINAL6を出場を巡って混戦模様になってきた。

 「もう負けられない試合だったから」。
 試合後のヒーローインタビュー、興奮気味に話すQB小島。ON−SKYのランの獲得ヤードは296ヤード、そのうち172ヤードを稼いだのは、このQB小島だった。

 コイントスでレシーブを選択したON−SKYは、自陣18ヤードから攻撃開始。ショットガンフォーメーションからQB小島がキープしていきなり9ヤードを稼ぐ。
 WR井本へのパスを通し、2回目の1stダウン奪った4プレー目。ショットガンフォーメーションから、またもQB小島のキーププレー。自ら左に駆け抜ける。
 スクリメージラインを過ぎるとぐいぐい加速、アサヒビールのセカンダリーも追いつけない。サイドライン際を53ヤード走り抜き、開始1分55秒で先制TD(TFPは失敗)を奪う。

 アサヒビールは、このQB小島のキープに最後まで惑わされることとなる。

 早くも追う立場になったアサヒビールのQBは東野。
 最初のシリーズはあっさりとパントに追い込まれる。しかもパントブロックされ、落ちたボールをP山口が再び蹴ってしまい、不正なキックのペナルティーで罰退。
 ON−SKYにとっては、願ってもないこのゴール前11ヤードからのチャンス、K福田が24ヤードFGを決め、追加点を得る。

 アサヒビールQB東野はRB中村を走らせ、WR藤江へのパスがヒットするなど、1stダウンを重ねるが、ON−SKYのLB時本に激しいタックルを浴び、オフェンスのリズムを断ち切られる。
 1Q終了間際に早くもQBを東野に代えてQB金岡を投入。しかし、得点には至らない。

 2Q。ON−SKYのQB小島は、パスや自らのキープ、RB加畑、RB鎌田のダイブを織り交ぜ、エンドゾーンへと迫る。
 ここはアサヒビールディフェンス陣がゴールライン際で踏ん張り、TDこそ奪えなかったが、14プレー、7分37秒のボールコントロールオフェンスを2本目のFG成功につなげて、前半を12−0で折り返した。

 後半開始早々のアサヒビール。QB金岡はWR高橋へのパス、RB花房のランでドライブ開始。6プレー目にWR稲垣へのTDパスを決めて、ようやく反撃開始。

 4Q開始早々にはON−SKYに3度目のFGを許したアサヒビール。だが次のON−SKYオフェンスシリーズで、DL藤井が激しいヒットでファンブルフォース。転がったボールをLB河合が抑えてターンオーバーを奪う。
 このチャンスにQB金岡は、RB波武名のラン、WR藤江へのパスなどで陣地を進め、最後はRB吉岡のダイブでTD。2点差に迫る。
 TFPは2ポイントコンバージョン。WR稲垣の胸元にパスが決まり、15−15。ついに同点に追いついた。

 しかし、ここから再びON−SKY QB小島のランが威力を発揮する。
 残り5分44秒からのオフェンスシリーズ。QB小島はいきなり32ヤードのラン。そしてRB加畑にフェイクを入れるカウンタープレーがアサヒビールディフェンス陣を翻弄。自らのキープで3つの1stダウンを奪う。
 ゴール前まで攻め込んだ4thダウン、K福田の22ヤードFGで18−15。勝ち越しに成功した。

 残り2分14秒、アサヒビールはまさに2ミニッツオフェンス。2回の1stダウンを奪い進撃するものの、37秒を残して4thダウンギャンブル失敗。力つきた。

 「よく最後までこの重圧をはねのけた。チームが大きく変わる可能性が出てきた」と、気を吐くON−SKYの野田監督。
 「小島のキープで絶対出る自信はあった。この試合は負けたら終わりですからね。それなら小島の長所をぶつけてみようとしたし、チームも集中していた。これが出来るのも富澤がいるから。富澤がいれば、自分が壊れても大丈夫、と思い切って走れるからね」。
 QB富澤、小島の2枚看板が、ON−SKYをどう変えていくのか楽しみだ。

 一方、アサヒビールの深堀戦略コーディネーターは「小島は予想以上の走力がありました。それを活かすゲームプランがしっかりしていましたね。うちは後手後手に回ってしまいました」と、敗因分析した。