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試合のみどころ
鹿島ディアーズVS LIONS
風雲、急を告げるEAST。鹿島とLIONSが激突!
9月26日(木)東京ドーム 19:00
 ともに第1節を劇的な勝利で飾ったチーム同士の対戦。初昇格IBMBigBlueに苦戦の末、逆転勝ちを納めた鹿島ディアーズが、優勝候補の一角である日産スカイライナーズを下し、目下勢いにのるLIONSの挑戦を受ける。
 リーグ屈指のディフェンスを誇る両雄の一戦は、9月26日の東京ドームで19:00キックオフだ。

 5年振りの日本一を目指す鹿島ディアーズの初戦は冷や汗ものだった。今季からXリーグ初参戦のIBMに終始ゲームを支配される展開に、西武ドームは騒然とした。

 昨年、70%近いパス成功率で、ダントツのリーディングパッサーに輝いたエースQB鈴木(和)のパスが思うように決まらない。IBMディフェンスの激しいプレッシャーを受け、名手WR板井がボールをこぼすシーンも目立つ。
 副将OT古川を中心とした強力オフェンスラインの誇る自慢のランプレーも、27回82ヤード(平均3.0ヤード)に封じ込まれるなど、オフェンスに本来のベーシックな強さが見うけられなかった。
 実質2週間弱で、自分達本来のスタイルをどのように取り戻してくるかに注目だ。

 一方、DL谷嶋、木村という2人の核を引退で失ったディフェンス陣も、不安材料がいくつか露呈した。ランディフェンスではIBMを84ヤードに抑え、LB岡橋、安澤、比留間らLB陣の鋭い出足が目立った。
 しかし、パスディンフェスではQBにプレッシャーをかける場面も少なく、180ヤードのゲインを許すなど、今季パスオフェンスに磨きをかけたLIONS相手に不安が残る。アスリートDB佐野を中心としたDB陣の奮起に期待したい。

 対するLIONS。昨年の悔しい経験を、第1節で完璧に振り払ったと言っていいだろう。
 伝統のスピード溢れるランプレーを展開する日産スカイラーナーズを133ヤードに押さえ込んで、リーグトップクラスのディフェンス力を改めて証明し、17−14と劇的な逆転勝利。
 プレーオフ争いに一気に参入してきたと言っても過言ではない。

 その象徴が、DL西村、大島、石嶋、榎本ら25歳ディフェンスラインカルテットが支える4−3 ディフェンスだ。
 特に主将DL西村は、その明るい性格とフィールドで見せるリーダーシップで、早くも風格すら感じさせる。

 第1節勝利のもう一人の立役者は、今季から導入したショットガンオフェンスを鮮やかにリードしたQB木目田である。
 法政大時代はオプションQBとして名を馳せ、Xリーグ加入後は積極的にパスに取り組むも、ここ2年間は思ったほどの成果が得られなかった。
 しかし今年4月中旬頃からショットガンを本格導入し、早くも初戦で花開いた。もともと、WR田中、大西(純)、村田らレシーバー陣にはタレントが揃っていただけに、このシステム変更は大いにうなずける戦略である。
 G今井、宮下ら大型で頑強なオフェンスラインに支えられて、QB木目田が繰り出すバランスアタック。進化したLIONSオフェンスからこの先も目が離せない。

 さて、ゲームの見どころだが、とにかく強力なディフェンスを持つ両者だけに、2TDをボーダーラインとした接戦が予想される。

 ただLIONSのショットガンが、どれだけ鹿島に通用するかがキーポイント。インターセプトなどターンオーバーを鹿島に与えてしまうと一方的になる可能性もある。LIONSはパスによるボールコントロールが課題となるだろう。
 鹿島はIBM戦での辛勝でさらに気持ちを入れ直しているだけに、序盤から積極果敢に攻めてくる。特にQB鈴木とWR板井のホットラインに注目してみよう。