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試合のみどころ
鹿島ディアーズVS クラブダイノス近鉄
鹿島復調!ダイノス近鉄の踏ん張りに期待
10月6日(日)等々力硬式野球場 15:00
 2連勝と順調に白星を重ねる鹿島ディアーズと開幕2連敗のクラブダイノス近鉄の一戦。

 鹿島ディアーズは、今春パールボウルでシーガルズに劇的な勝利をおさめた勢いをそのまま持ち込んでの秋季リーグを迎えたと思われたが、初戦で今季X初昇格のIBMと戦い苦戦を強いられた。
 あわや鹿島が初戦黒星を喫するかと思われたゲーム内容。第4Qに逆転して辛くも勝利を飾ったものの、獲得ヤードはIBMに50ヤード上回られ、タイムオブポジションでも1分以上離された。

 鹿島のディビジョン2連覇に暗雲が立ち込める中、日産スカイラーナーズを倒して意気上がるLIONSとの第2戦では、鹿島の持てる力を最大限に発揮した。
 オフェンスは5TD、3FGを奪い取り、総獲得438ヤードを記録。
 またディフェンスは、LIONSのショットガンをことごとく粉砕して総喪失ヤード144ヤードに押さえる健闘ぶり。44−0と戦前の予想を大きく覆す完勝。秋季リーグ前半戦を終えて富士通と並んで勝ち点4とし、EASTディビジョン首位に立った。

 なかでもIBM戦では、パス獲得132ヤード、1インターセプト、TDパスなしに終わったエースQB鈴木が、LIONS戦では250ヤードをパスで獲得、インターセプトなし、4TDパスを演出して復調。チームの勢いを加速させた。

 対するダイノス近鉄は、初戦を富士通と戦った。この試合では全くいいところがなく、オフェンスの総獲得ヤードは、富士通の10分の1のわずか62ヤード。
 オフェンス1回平均獲得1.6ヤード。タイムオブポジションも富士通の約半分の16分45秒。63点を奪われ、完封されてしまった。

 続くIBMとの一戦では、Xリーグ先輩の意地をみせた。先制点を奪い、同点に持ち込まれたものの、第2Qに新加入QB奥からRB海道へのTDパスで勝ち越す。
 しかしまたもや同点に持ち込まれ、第4Qに試合を決定づけるTDを奪われ、14−21で2敗目を喫してしまったが、その健闘ぶりは評価できる。

 その中で光がみえたのは、関東大学リーグ2部で1000ヤードラッシャーの実績がある東洋大出身のRB片山だ。
 IBM戦では先制のTDを奪い、ランでトータル107ヤードを荒稼ぎして、気を吐いた。
 身体は決して大きくないが、気心の知れたOL長谷川、掛川らと東洋大学トリオを形成し、今後はオフェンスの柱として活躍するだろう。

 またクラブベアーズから移籍してきた関東大学リーグのパッシング記録を塗り替えたレコードパッサー、QB奥も期待される選手だ。
 富士通戦2インターセプト、IBM戦では5インターセプトを喫したが、IBM戦では205ヤードをパスで獲得。レシーバーとのタイミングがあってくれば、相手ディフェンスに脅威を与える存在となろう。

 試合は鹿島が圧倒的優位に立っているといえるが、ダイノス近鉄ディフェンスが、鹿島の強力オフェンスを少しでも防ぐことができれば、面白い試合展開になってくるだろう。