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試合のみどころ
アサヒ飲料チャレンジャーズVS 鹿島ディアーズ
タレント軍団に新生チャレンジャーズが挑む!
11月17日(日)大阪市長居球技場 14:00
 3年連続のXリーグ王者を狙うアサヒ飲料チャレンジャーズと、5年ぶり2度目のXリーグ王者を狙う鹿島ディアーズが対戦する。
 この両チームは昨年もFINAL6の準決勝で対決し、21−13でアサヒ飲料が勝利を収めている因縁の顔合わせ。

 チームに京都大フットボールの遺伝子を注ぐ鹿島・森ヘッドコーチに対し、同じ京都大出身の藤田ヘッドコーチが退任し、新たなスタートを切ったアサヒ飲料という図式もあり、いろいろな意味で注目の1戦となりそうだ。

 またもやリーグ戦を2位で通過し、2週間毎に試合の日程が組まれているアサヒ飲料。ここまでの2年間も、このペースで試合をして勝ち抜いてきただけに、チームにとってはよい日程と思われる。
 ただ、昨年までと違うのはディフェンスに絶対的な強さがないこと。山川GMも「鹿島はタレントの揃ったチーム。ディフェンスはイカれると思うので、オフェンスがボールコントロールして時間を使い最小失点に押さえたい」と話す。

 そのディフェンスだが、LB山田(晋)を中心にランに対するディフェンスは抜群のものを見せてくれるだろう。
 ただ、問題はパスディフェンス。WESTではパッシングチームとの対戦がなかっただけに、パスディフェンスがどれほどのものかが未知数なのだ。

 鹿島のエースQB鈴木は、今季5試合で960ヤード、11TDをパスで稼ぎ出した。ショットガン体型からのパスの完成度が高いだけに、ゆさぶりをかけてくることも考えられ、苦しいディフェンスを強いられる可能性もありそうだ。

 一方のオフェンスはQB桂を中心に得点能力は高くなった。しかし、松下電工戦では強力なディフェンスの前にTD1本に押さえられた。
 鹿島のアスリート軍団を相手にどこまで切り崩すことができるか。インターセプトやファンブルなどによる不利な陣地での攻守交替だけはさけたい。
 ボールコントロールに徹して、コツコツと前進することが一番の攻撃方法だろう。

 対する鹿島の注目はなんといってもQB鈴木だ。これまでのホットラインTE板井、WR植村に加え、WR志田、新人WR松永、東畠ら誰に投げても息の合ったところを見せる。
 960ヤードをパスで稼いでおきながら、レシービングのトップ10に1人しかランクインしていないことをみてもバランス良くパスを決めていることが判る。

 ランに対するディフェンスに強さをみせるアサヒ飲料が相手だけに、シチュエーションを気にすることなくショットガン攻撃が繰り広げられる可能性も高い。

 また、ディフェンスもDL佐々木や新井、LB比留間、岡橋らアスリートが顔を揃える。弱点を細かく探すとなるとDBがあげられるが、これもレベルの高い中での話。
 DL陣が、アサヒ飲料QB桂にしっかりプレッシャーをかけておれば全く心配ないだろう。

 リーグ戦で富士通に敗れたことでチームが一丸となっており、メンタル面でも5年前の状態にある鹿島。しかも昨年敗れたアサヒ飲料が相手となれば燃えないはずがないだろう。
 試合はアサヒ飲料のオフェンスがどれだけ時間を使って攻撃できるかが一番のポイント。相手のオフェンスシリーズを少なくすることで失点を最小限に防ぎたい。
 鹿島は富士通戦の二の舞がないようにすることが、勝利への道につながるだろう。

 タレントの総合力では鹿島。しかし「雑草の根性で」(山川GM)で勝ち抜くことが身上のアサヒ飲料だけに、最後は気迫の勝負となるに違いない。