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試合のみどころ

シーガルズ VS  富士通フロンティアーズ
2002年Xリーグの集大成。栄冠はどちらの手に!
12月17日(火)19:00 東京ドーム
 2002年度Xリーグの王座を決める東京スーパーボウルが、12月17日(火)東京ドームにて行なわれる。
 今年の対戦カードは、4年ぶり3回目出場のシーガルズと、初出場を果たした富士通フロンティアーズというCENTRAL、EASTのチャンピオン対決となった。
 過去2年間(2000年2001年)は、アサヒ飲料と松下電工のWEST同士の対戦であったため、関東勢の出場は、1999年度(アサヒビールvs鹿島)以来となる。

 まずはシーガルズ。
 リーグ戦では過去3年連続全勝優勝を果たしながらも、FINAL6での惜敗が続き、東京スーパーボウルへ駒を進めることができなかった。
 リーグ戦序盤は強肩QB高橋の経験不足が懸念されたが、周囲の不安を払拭する活躍でオフェンスを牽引し、ハイパワーオフェンスのリーダーとして不動の地位を確保した。

 ランプレーのキーマンとなるのはRB古谷。リーグ戦、FINAL6で、合計9TDをマークしてオフェンスを支えている。
 レシーバー陣に目を向けると、コース取りとキャッチングに定評のあるSE脇田、リターナー兼任のビッグプレーメーカーSB清水、戦列復帰したディープターゲットSE堀江とタレント揃い。
 目立たないがTE鈴木、安東も、確実なブロック、パスキャッチに定評がある。OLはC星谷を中心にコンビネーションが抜群で高い完成度を誇る。

 一方のディフェンス。リーグ戦平均失点7点の強さはFINAL6準決勝でも遺憾なく発揮され、アサヒ飲料オフェンスをダウン喪失5回、トータル喪失101ヤードに抑えて完封勝利を飾った。
 DL庄子、LB世利、遠藤とスピードのある選手が目白押しでスピードでスクリメージラインを支配する。
 そして「デンジャラス・ボーイズ」ことDB陣は、DB玉ノ井を中心に国内最強のユニットであり、さらにDB里見が復帰してきたのは心強い。
 シーガルズディフェンスがブリッツ、スタンツを多用できるのは彼等の安定したプレーあってこそである。

 対する富士通。
 近年の着実な戦力アップが実を結び、念願の打倒鹿島を果たし2年ぶりのリーグ戦全勝優勝に花を添えた。
 FINAL6第1ラウンドでは残り0秒のFGで逆転勝ち、そして準決勝の松下電工戦では、RB森本のランで先制したTDをディフェンスが守りきり、2年前QB不在で不完全燃焼に終ったゲームの悔しさを晴らして、初の東京スーパーボウルに辿り着いた。
 オフェンスではQB中澤が成長著しく、強肩に頼った強引なプレーは鳴りをひそめ、タッチの柔らかいパスを投げ分けるようになった。
 また、常に厳しいマークにあいながらも3年連続リーディングラッシャーのRB森本や、主将SB高橋(睦)が期待通りの活躍をしていることも強みだ。さらに勝負どころで本領発揮するWR水口の存在は大きな武器。
 OL陣は、OL須賀、大坂ら、Xリーグ髄一のサイズと力強さを誇り、相手DLをコントロールする。

 ディフェンスはLB、DBのタレントを活かした3−3−5システムを今年から採用。
 LB平本、岡村がフィールド狭し、と縦横無尽に暴れ回ってランプレーを封じ込め、DB宮崎、吉田が相手WRをカバーリングする。
 また、最後尾にいるSFラフィーバのボールへの素早い寄りは出色だ。

 このゲームの最大の見所は両チームのエースRB♯20がどんな走りを見せるかだ。
 富士通のRB森本、シーガルズのRB古谷は、伝統的に優秀なRBを輩出することで知られる関西大学出身。幾多の経験を積んで、いまやXリーグを代表するRBとしてオフェンスを支える大黒柱に成長した。
 両チームのディフェンスは今季1回しかラッシングTDを許しておらず共に強力。相手ディフェンスの最大のウリを攻略した方が、試合のモメンタムを引き寄せることができる。

 総合力はほぼ互角なだけにキッキングでどちらが好フィールドポジションを確保できるか、相手に攻撃権を渡すターンオーバーの有無も勝敗の明暗を分ける要素である。

 また、これまでの戦いで比較的反則の多かった両チームだけに掴みかけた流れをみすみす逃がしてしまうような反則は避けたいところだ。

 スピードと積極性で相手を圧倒するシーガルズと、豊富なタレントを活かしてフィジカル勝負に持ち込みたい富士通。
 両チームとも綿密なスカウティングを基に万全のゲームプランを整え、大舞台に乗り込んでくる。

 2002年度Xリーグを制覇し、ライスボウルへの切符を手にするのはどちらか?