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立命館大学パンサーズVSシーガルズ
ライスボウル記者発表会レポート
 4年ぶり3度目の優勝を狙うXリーグ代表のシーガルズと、奇しくも4年前と同じ顔合わせとなった学生代表の立命館大学パンサーズ。
 去る12月20日に東京ドームホテルで第56回ライスボウル記者発表会が行われ、両チームのヘッドコーチが決戦向けての決意を語った。
 シーガルズの大橋ヘッドが、「立命館大学はまさに“アニマルリッツ”。日本人離れしたプレーぶりは、まるでNCAAのチームのようだ。社会人チャンピオンらしく全力でぶつかって記憶に残るゲームにしたい」と話せば、今季からチームを率いる立命館大の古橋ヘッドは「我々がアニマルならシーガルズは怪獣、もしくはライオンの集団。20回やって1回勝てるかどうか。しかしライスボウルはその1回にしたい」とやり返す一幕もあり、両チームともに相手の力を認めた謙遜がちなコメントの中にも、来たるべき決戦に向けての闘志が見え隠れする。

 立命館大が採用するオクラホマ大直輸入のショットガンオフェンスは、ここまで1試合平均54.6点と爆発的な破壊力を発揮。「関・京・立」の3強がしのぎを削る関西学生リーグにあって、近年でも頭1つ抜けた強さでリーグ制覇を達成した。
 創部69年目の初出場でムード最高潮の早稲田大との対戦となった甲子園ボウルでも、相手を全く寄せつけずに大量得点で圧勝。この無敵オフェンスが最大の武器だ。

 対するシーガルズは、“ゲット・ザ・ボール”をスローガンに、攻撃的ディフェンスでXリーグ王座に返り咲いた。
 1試合平均6.4失点の戦績もさることながら、7試合で19ターンオーバー(INT15/FUM4)奪取の実績は特筆に値する。プレーオフでの失点はオフェンスのミスによる1TDのみと、こちらは鉄壁のディフェンスを誇る。
大橋ヘッド(左)と古橋ヘッド  この学生界無敵の立命館大オフェンスと、Xリーグ最強ディフェンスの対決が今回のゲームでの最大のポイントとなる。

 エースQB高田が関学大との最終戦で左肩を負傷し、甲子園ボウルは“スーパーサブ”QB椙田が指揮した立命館大オフェンスだが、シーガルズディフェンス陣に対抗するには、やはりQB高田の強肩と豪快なランが欲しいところ。

 甲子園ボウル欠場ながら、年間最優秀選手賞(ミルズ杯)を受賞したQB高田自身も「ライスボウルでは自分が決着をつけたい」と意気込みは十分。あとはケガの状態次第だが、古橋ヘッドは「経過は順調。ライスボウルには間にあう」と話し、来るべき大舞台には万全の体勢で挑めそうだ。

 秋は屋外でのゲームが中心の学生チームにとって「むし暑さによる消耗対策が必要」(古橋ヘッド)な東京ドーム。リーグ戦や東京スーパーボウルを通じて、試合経験のあるシーガルズに1日の長はあるものの、Xリーグ強豪チームに多数のOBを輩出する立命館大だけに、そのあたりの情報収集もぬかりはないことであろう。

 昨季は関学大がアサヒ飲料を破り、6年ぶりに社会人連覇が止まったライスボウル。この流れが続くのか、社会人が巻き返すのか。「無敵の攻・守」が激突する今大会は、期待を裏切らない激しいゲームとなりそうだ。