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解説記事
ファイニーズ・フットボールクラブ VS 阪急ブルーインズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
ファイニーズ・フットボールクラブ 0 0 0 0 0
阪急ブルーインズ 0 0 7 0 7

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阪急が嬉しい初白星!ファイニーズは入替戦へ
 2002年11月3日。フットボール開催62年の歴史に幕を閉じる阪急西宮スタジアムで、XリーグWEST最終節の3試合が行われた。

 その第1試合。ここまでともに全敗で、この試合の結果がそのまま入替戦出場となるファイニーズ・フットボールクラブと、阪急ブルーインズの対戦。
 結果は、僅かなチャンスを得点に結びつけた阪急が7−0で逃げ切り、念願のXリーグ初勝利。敗れたファイニーズは、1983年の社会人1部昇格以来初めての入替戦を経験することとなった。

 どちらもパントが続く重苦しい展開の中、最初にチャンスを迎えたのはファイニーズ。
 1Q終了間際、ボールオン50ヤードからの阪急P佐藤のパントをブロック、こぼれたボールをDL河野が、敵陣29ヤード付近で確保する。
 Qタイムをはさんで、相手の反則にも助けられダウン更新。ゴール前12ヤードまで陣地を進める。ここからRB長坂、徳重のラン、QB荒木のパスなどでTDを狙うが決まらない。K原の4thダウンFGも、阪急LB畑にブロックされてしまう。

 ファイニーズは前半終了間際にも、ベテランDB濱田が、阪急QB河井のパスをインターセプトしてチャンスを作るが、QB荒木が阪急LB榎原に、インターセプトを奪い返され、チャンスを得点に結びつけることが出来ない。
 結局、両チーム無得点のまま、前半を折り返した。

 後半戦開始のプレー。ファイニーズは、前半温存したRB井場が、いきなりの全開走行でダウンを更新する。しかし続くプレーでRB山田(光)が痛恨のファンブル。これを阪急DB楠田が確保して、敵陣22ヤードと絶好の得点機を手に入れる。
 「リーグ戦を何試合か戦ってみて、自分もXでやっていける自信がようやくついた」と阪急エースRB井岡。このチャンスに4連続でキャリーして、最後はエンドゾーンに押し込みTD。ついに阪急が均衡を破った。

 ここで負けるわけにはいかないファイニーズも必死の反撃を展開。
 QB義永にスイッチして、RB井場のランを軸に、TE櫻庭、WR前波へのパスで連続ダウン更新。だがゴール前25ヤードまで攻め込んだところで、4thダウンギャンブル失敗。ファイニーズの応援席からは、大きなため息がもれる。

 4Qにもファイニーズは、RB井場が再三のロングゲインを走りゴール前まで攻め込むものの、TDを狙ったパスを阪急の新人DB福田(関学大)にインターセプトされるなど、最後まで得点をあげることが出来ないまま、ゲームオーバーとなった。

 「選手が、特にディフェンス陣が一丸となって頑張ってくれた」と阪急の廣見ヘッドコーチ。シーズン直前の繰り上げ昇格決定に戸惑った今シーズンだったが、「自分たちにとって今日が入替戦のつもりで戦いました」と、会心の笑みだ。
 「(関学大時代から)長年やってきた西宮スタジアムの最後の年に、ここで勝てて嬉しい」とRB井岡。「アサヒ飲料のRB瀬畑、イワタニのRB川田のように、チームの顔となれるように頑張りたい」と、来季に向け気合いも入る。

 一方、敗れたファイニーズの村田ヘッドコーチは「いつか点が入るだろうと云う甘い考え、このゲームになにがなんでも勝ちたい、という気持ちが全然足りない」と、好機に得点できないチームを叱咤する。
 「まず次(入替戦)を勝たないことには、来季のことはなにも言えません」と、あとひとつ準備されたゲームに全力を尽くす。