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試合のみどころ
アズワンブラックイーグルスVS 阪急ブルーインズ
初勝利に向けムード上昇中の両チームが激突
10月6日(日)長居球技場 12:00
 第1節、2節は上位陣との対戦を余儀なくされることもあって、ここまで2連敗同士の両チーム。アズワンブラックイーグルスと、今季よりXリーグに昇格した阪急ブルーインズが対戦する。
 ともに連敗中ではあるが、どちらもその試合内容は上昇ムードになってきており、第3節でのこの顔合わせは、互いに今季の命運を握る重要な一戦、好ゲームが期待できる。

 今季のXリーグWESTは各チームとも、元ベアーズ選手の移籍が相次ぎ、チームレベルが全体に底上げされた印象がある。
 中でもアズワンには、元ベアーズのエースQB夏目をはじめ、WR竹田(勉)、LB衣川、奈良、金子、DB岩本といったスターター級が大量に加入し、初戦からスターティングメンバーに名を連ねるなど期待度の高さを伺わせる。
 選手個々の経験や実績で見ると、WESTはもちろん、リーグ全体でもいまや平均以上のポテンシャルを持つアズワンは、もっと“強い”チームだ。

 しかしグッドアスリートがチームに加入したからと云って、一朝一夕に“勝利”につながらないのもフットボール。
 初戦のアサヒ飲料戦では、チームとしての戦術がハッキリと打ち出された相手に翻弄され、惨敗の結果に終わった。
 しかし「(初戦大敗から)選手がよく立ち直ってくれた」(義政監督)という第2節の松下電工戦
 ベンチもよく盛り上がり、オフェンスこそQB夏目が松下電工のハードヒットで調子を崩してしまい、リズムに乗りきれなかったが、ディフェンス陣は、松下電工オフェンスを1本のTD(もう1本はパントリターンTD)に押さえ込むなど勝負強い守りを見せ、ゲームは終盤までもつれ込む内容。次につながる好結果となった。

 阪急はシーズン直前にXリーグへ繰り上げ昇格。押っ取り刀で駆けつけた感もある初戦の松下電工戦では、文字通り完膚なきまでに叩きのめされたが、第2節イワタニ戦の健闘ぶりが実力と見ていいだろう。

 主将DL寺川を軸としたディフェンス陣が、QB松本のランオフェンスにこだわるイワタニに対し、徐々にアジャストして後半は完封に押さえ込んだ。
 特にDB(R)高戸が素早い判断で好タックルを連発。パスカバーもDB鷹影、小谷らが要所でパスカットを決めて、イワタニにオフェンスのリズムを作らせなかった。

 阪急オフェンスはRB井岡が鍵だ。かつて関学のエースRBとして関西学生リーグで名を馳せた快足は「ウチで唯一(Xリーグで)通用する選手」(廣見ヘッドコーチ)とチームの期待も集まる。
 このRB井岡のドロープレーをキーにQB河井のパスを絡ませたオフェンスパターンが得点力の源。「X2ならそのままTDになるプレーが(Xでは)止まってしまう」と廣見ヘッドコーチ。よりレベルの高いプレーを積み重ねて、得点につなげることが今後の課題となる。

 ゲームそのものは、順当に考えればアズワン優位であろうが、2戦を戦って徐々にXリーグに対応してきている阪急の実力は侮れない。
 アズワンとしては、早い段階で得点を重ね、相手の戦意をそぎ落としたい。後半までもつれるようだと、阪急にも十分に勝機がある。