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試合のみどころ
松下電工インパルスVS ファイニーズ・フットボールクラブ
調子の上がらない松下電工とファイニーズの我慢比べ
10月6日(日)長居球技場 17:20
 連勝スタートを切った優勝候補筆頭の松下電工インパルスと、2試合連続して惜敗が続いたファイニーズ・フットボールクラブが対戦する。

 連勝スタートとはいっても、第2戦となったアズワン戦は14−0で辛くも勝利。内容を見ても、得点はパントリターンによるTDと、65ヤードのロングパスが決まってのTDの2本のみ。
 村上監督は「オフェンスは地力がない。ドライブをしていく力がない。色々とやろうとしすぎ」と話し、オフェンスが自信を持ってプレーを出せていないことを指摘した。

 さて、リーグ戦も中盤となるこの試合。そろそろ最終のアサヒ飲料との決戦へ向けて、本気を出していかないといけない試合だ。
 オフェンスはまずOLがしっかりと相手を押しこむこと。というのも相手チームのDLやLBがプレッシャーをあまり感じずにプレーできているからだ。またRBも穴がなくても走れるランナーが多いはずだが、今のところコンスタントにゲインを得ているRBが少ない。
 RB小林、石野、樫野らがそろそろ結果を残しておかないと、今後は厳しい戦いを強いられるだろう。

 またQB高橋(公)の好不調の差が激しい。WRがDBのマークを外してフリーになってもパスが通らないシーンが多く見られた。
 控えQB高橋(幸)にはまだ試合を通じて任せることができないだけに、集中してプレーしていきたい。

 一方のディフェンスは村上監督も「ゾーンディフェンスで守り通し、我慢できて徹底できた。特にDLがLBの参加なしによく頑張ってくれたと思う」とある程度の評価を下した。
 こちらはドライブを許してでも得点を奪われないことが求められているだけに、いまのところは合格点だ。特にDL陣のパスラッシュの迫力は満点で、思いきったプレーを仕掛けてQBサックを連発する。
 ファイニーズのオフェンスも強力なものではないだけに無難に押さえておきたい。

 さて、そのファイニーズだが、2試合連続(第1節第2節)して惜しい試合を展開した。
 村田ヘッドコーチは「うちはDiv2、3の大学出身者が多いので、これまでは勝ちたいという気持ちを表面に出すことに慣れていなかった。必死になった経験がないんです。でも、ようやく獲物を狙う側の性格になってきた。フットボールになってきたんです」と、順調にチーム作りが進んでいることに表情も緩む。

 松下電工戦では「我慢比べ」が勝敗を分けると分析。いかに守るかが一番の課題となる。

 村田ヘッドコーチの綿密な分析と、シチュエーションによるディフェンスパターンの変更、そして何よりもアサヒ飲料戦でみせたベンチ全体が勝ちにこだわる戦いができれば、ディフェンスの我慢比べに勝つ可能性も十分にある。
 怖いのは一発でのTDを奪われること。またはディフェンス以外のミスで失点してしまうことだ。

 一方のオフェンスはQB荒木、木下の使い分けでオフェンスの糸口を見つけたいが、松下電工の強力なディフェンスの前にかなり苦戦しそう。
 逃げ場がなくなってのファンブルやインターセプトなど、不用意なミスだけはないよう、着実な前進あるのみだ。

 第2節の試合だけを見れば、ひょっとすればひょっとするかもしれないこの対戦も見逃せない好カードだ。